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地形散歩のガジェット

2022年11月06日 20:48

ルーペで岩石を見てみた

地形散歩でいつも気になる岩石の種類。六甲山や生駒山地、京都の大文字山などを歩くと花崗岩や風化したマサをよく見かけますが、同じ花崗岩でもいろんな花崗岩があるのはわかっていました。それらをルーペで見ようとまでは思っていなかったのですが、ある日、なにげなくルーペの性能や値段をネットで見ていて「Vixen ルーペ メタルホルダーD12 (←メーカーにリンクしてます。アフィリエイトではありません)が2000円程度で買えることを知り、衝動的にポチッとしてしまったので早速地形散歩で試してきました。

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リーズナブルなのに安っぽくなくてなかなかよい。

テストで訪れたのは甲山自然学習館。
様々な岩石のサンプルが展示されています。

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安山岩や安山岩質溶岩。

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六甲花崗岩。

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閃緑岩。

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六甲花崗岩と甲山安山岩の接触岩。

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これがアップ。花崗岩の割れ目を突き破ってマグマが吹き出した時に溶岩が花崗岩を取り込んで固まった岩。以前は捕獲岩として紹介していました。

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ここには様々な岩石が展示されています。

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花崗岩に近い閃緑岩です。

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ルーペで岩を覗いてみたらちょっと面白い世界がそこにありました
閃緑岩は普通角閃石と黒雲母と斜長石などで構成されています。

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これは六甲花崗岩。

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六甲花崗岩は、石英、斜長石、カリ長石、黒雲母などで構成されています。

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布引花崗岩。

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布引花崗岩は、角閃石、石英、斜長石、黒雲母、カリ長石などで構成されています。この岩石では、角閃石と黒雲母の違いがわかりにくい…。

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花崗岩。

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黒雲母、赤痢、斜長石、カリ長石などで構成されています。

初めてルーペを使って花崗岩を覗いてみたので、成分の引き出しが間違っていたらご指摘いただけるとありがたいです。難しいけど面白い世界が見えてきました。


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