2016年05月05日 08:30
絶景を独り占め!

近くて遠い交野山。「かたのやま」ではなく「こうのざん」とよむ。

あの山が交野山。

周辺に駐車場がほとんどなく、かなり離れた場所に車を停めて登ることにした。

途中にあった表示板。この辺りに横穴式の古墳が8基あったらしい。
周辺一帯は、機織を専業としてた渡来人の集落があったそうだ。

柵の中には、整地のため破壊された古墳に埋葬されていた遺骨をまとめた塚がある。

山頂へはこの道を上っていく。

この道路は、交野カントリー倶楽部の私有地になる。道路が山頂近くまで続いているにもかかわらず車で入れないから、近くて遠いのだ。

途中に滝があったりする。

舗装道路で車もほとんど通らないので歩きやすいと言えば歩きやすい。

いたどりの小路を。

白旗池を見ながら進むと、

こんな場所が。

大岩(観音岩)などは、約8千万年前に地中深くで固まったマグマが地殻変動で約2百万年前から徐々に押し上げられたものだという。山全体が長い年月をかけて浸食と崩壊を繰り返しているのだ。

ブッシュでわかりにくいが、描かれているものからさらに崩れたのかもしれない。

周辺には同じような岩があった。

さて、山頂はもうすぐ。

結構きつい坂道が続く。

右のおおきいやつが大岩(観音岩)。

梵字が刻まれている。

複数の岩が重なっている。

何かを祀るために刻まれた穴だろう。

交野山古代磐座址。
さあ、絶景を独り占めだ!

左側。河内平野が一望できる。かすんで見えにくいが、大阪市内のビル群が見える。

正面。枚方の方面になる。

右側。樟葉や男山が見える。

パノラマ!(2500 x 905)

休日だったので、独り占めの時間は短かった…

帰りは違う道で。

なかなかこっちは急だ。

足下に気をつけないと。

このように岩がぼこぼこと積み重なっている感じだ。

岩倉開元寺の多宝塔があったようだ。

途中に大きな岩があった。

その巨大岩の下を歩く。

石仏の道を通ってみる。「摩崖阿弥陀三尊像(まがいあみださんそんぞう)」、室町時代のものだそうだ。

「石像阿弥陀如来立像」

「石像二尊立像」

「石像彌勒物坐像」これは鎌倉時代のもの。

という感じで下山。
交野山へは、津田駅が最寄り駅になる。
周辺に駐車場はほとんどないので、駅から歩くのが無難かもしれない。
近くて遠い場所だが、山頂からの眺めは必見。
縄文人もあの岩から河内湾を眺めていたに違いない。
(生駒山地磐座めぐり)
高尾山の磐座 2016.01.04
磐船神社・星田妙見宮 2016.01.11
太陽が昇る高安山 2016.01.17
交野山の磐座 2016.05.05
(巨石の関連記事)
古代の祭祀場・保久良神社 2013.10.15
古代の祭祀場・甑岩・越木岩神社 2013.10.20
六甲山上の古代祭祀場とストーン・サークル 2013.11.08
六甲山の天狗岩 2013.11.10
西宮市北山公園の磐座・前編 2013.11.11
西宮市北山公園の磐座・後編 2013.11.18
西宮の巨大なローリングストーン 2013.12.5
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近くて遠い交野山。「かたのやま」ではなく「こうのざん」とよむ。

あの山が交野山。

周辺に駐車場がほとんどなく、かなり離れた場所に車を停めて登ることにした。

途中にあった表示板。この辺りに横穴式の古墳が8基あったらしい。
周辺一帯は、機織を専業としてた渡来人の集落があったそうだ。

柵の中には、整地のため破壊された古墳に埋葬されていた遺骨をまとめた塚がある。

山頂へはこの道を上っていく。

この道路は、交野カントリー倶楽部の私有地になる。道路が山頂近くまで続いているにもかかわらず車で入れないから、近くて遠いのだ。

途中に滝があったりする。

舗装道路で車もほとんど通らないので歩きやすいと言えば歩きやすい。

いたどりの小路を。

白旗池を見ながら進むと、

こんな場所が。

大岩(観音岩)などは、約8千万年前に地中深くで固まったマグマが地殻変動で約2百万年前から徐々に押し上げられたものだという。山全体が長い年月をかけて浸食と崩壊を繰り返しているのだ。

ブッシュでわかりにくいが、描かれているものからさらに崩れたのかもしれない。

周辺には同じような岩があった。

さて、山頂はもうすぐ。

結構きつい坂道が続く。

右のおおきいやつが大岩(観音岩)。

梵字が刻まれている。

複数の岩が重なっている。

何かを祀るために刻まれた穴だろう。

交野山古代磐座址。
さあ、絶景を独り占めだ!

左側。河内平野が一望できる。かすんで見えにくいが、大阪市内のビル群が見える。

正面。枚方の方面になる。

右側。樟葉や男山が見える。

パノラマ!(2500 x 905)

休日だったので、独り占めの時間は短かった…

帰りは違う道で。

なかなかこっちは急だ。

足下に気をつけないと。

このように岩がぼこぼこと積み重なっている感じだ。

岩倉開元寺の多宝塔があったようだ。

途中に大きな岩があった。

その巨大岩の下を歩く。

石仏の道を通ってみる。「摩崖阿弥陀三尊像(まがいあみださんそんぞう)」、室町時代のものだそうだ。

「石像阿弥陀如来立像」

「石像二尊立像」

「石像彌勒物坐像」これは鎌倉時代のもの。

という感じで下山。
交野山へは、津田駅が最寄り駅になる。
周辺に駐車場はほとんどないので、駅から歩くのが無難かもしれない。
近くて遠い場所だが、山頂からの眺めは必見。
縄文人もあの岩から河内湾を眺めていたに違いない。
(生駒山地磐座めぐり)
高尾山の磐座 2016.01.04
磐船神社・星田妙見宮 2016.01.11
太陽が昇る高安山 2016.01.17
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コメント
jack77betty | URL | -
「生駒山嶺の巨石 三間石山巨石遺構」
新之介さん、こんにちは。
「生駒山地磐座巡り」ちょっとお休みのようですが、休憩時間を利用して、「生駒山嶺の巨石 三間石山巨石遺構」(通称夫婦岩)を紹介しておきます。生駒の磐座に関しては、ネット情報初期から立ち上げられている「いこまかんなび」という有名なH/Pがありますが、そのH/Pで、最も重要な扱いを受けているのが、この「三間石山巨石遺構」です。素人の私には学術的なことは良くわかりませんが、住吉大社と関連付けたその遺構の重要性の説明は非常に面白いと思いました。あるいはご既承のことかもしれませんが、ご参考までにと。
( 2016年08月18日 14:38 )
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