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京都高低差崖会といえばブラタモリの御土居ですよね

2015年03月28日 03:35

ブラタモリ京都編放映記念!
京都の高低差めぐり

3月15日、神戸高低差学会のフィールドワークの翌日に、
東京スリバチ学会+京都高低差崖会+まいまい京都合同企画!
ブラタモリ京都編でも紹介された御土居(おどい)を歩いてきました。

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案内役は、ブラタモリにも出演していた京都高低差崖会の梅林さん。解説がとても分かりやすかったです。

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最初に立ち寄ったのが招善寺。御土居の守りの寺なのだとか。

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いきなり現れた御土居!
すごい!テレビとおんなじだ。

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「天正19年(1591)豊臣秀吉が、長い戦乱のため荒れていた京都に都市計画を行ったとき、外敵の来襲に備え、その防塁として築いた土塁(土居)である。その範囲と構造は右図のとおりで、当時の京都の周囲をめぐり、延長実に23キロメートルにおよび、これによって洛中・洛外が分けられていた。諸国道への出入口を設けていたが、鞍馬口・荒神口・丹波口などの地名は、その名残りである。」なるほど。

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では、柵の中に。

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おお。

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なんかすごい行列。

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まるで馬の背のよう。

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見晴らしが素晴らしい!これもブラタモリといっしょだ。

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御土居の長さは200メートル強だが、よく保存されている。すばらしい。

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ここは御土居の端っこで、ここから先は住宅地に変わっています。

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この堀と土塁、大阪城の南惣構堀もこのような形だったのかもしれない。

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おそらく400年前はもっと堀が深かったのでしょう。大阪の空堀のあたりにもこのような堀と土塁あったのかもと考えるとワクワクしてくる。

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こんな小さい川があるんですね。みんなでこれを飛び越えました。

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さらにこの狭い通路を大移動。

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御土居の延長線上にある住宅地。

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ここには土居という地名が残っています。御土居跡に作られた区画だから土居。地名は大事です。

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御土居餅が有名な和菓子屋さん。

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ちょうど甘いものが欲しくなってきたときだったので、みんなが立ち寄り一時的に大繁盛でした。

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ちなみにこれが御土居餅。東京スリバチ学会の皆川会長に一個いただきました。とってもおいしかったですよ。マジで。

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さて、再び御土居が現れました。

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こちらの御土居は崖を活用した切岸になっています。

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この図を見ると御土居ってとぎれとぎれで9ヶ所も残っているのですね。

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ここにも入らせていただきました。

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左が御土居ですが、人と比較するとスケールが分かります。

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ここが崖。この崖に沿って御土居は直角に曲がります。

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なぜ下に下りれるような場所が作られているのかちょっと謎でした。

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ひとりだけ別行動をしている女子。

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なにを撮っているのかと思えば蕗の薹でした。

ここで一句
人知れず 御土居のうえに ふきのとう

俳句なんて詠んでいる場合ではないですが、
そんなこんなでとても楽しい御土居の高低差めぐりでした。

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崖長の梅林さんと京都高低差崖会のお2人に感謝です。
とても楽しかったです。
ありがとうございました!

で、ちょっと時間があったので、
ここから少し歩いて「さらさ西陣」へ。

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銭湯を改装したカフェです。
外観が素敵だ。

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実は店内がもっと凄いらしい。

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その前にケーキセットのケーキを。

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どうですか。壁中に貼られているタイルがたまりません。

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これはトイレのタイル。
素敵すぎる。


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コメント

  1. 猿山 | URL | -

    さすがに陶芸の歴史がある京都は風呂屋のタイルにもセンスがありますね。この色使いの渋さは京都ならではですね。

  2. 平林美恵子 | URL | RW3nRYZA

    京都の高低差 興味深々

    ブラタモリの番組を見て、
    「京都凸凹を歩く」を購入して
    こちらの会を知りました。
    歴史を感じワクワクしてしまう内容だと思いました。

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