2013年08月03日 18:00
旧猪名川跡を歩く・後編
利椎富池周辺の森が
ゆっくりと育っている。

旧猪名川跡に利椎富池(としとみいけ)という池があります。周辺の旧3村、利倉(とくら)、椎堂(しどう)、冨田(とうだ)の一文字をとった名前で、利倉捷水路(とくらしょうすいろ)工事の時に造られました。工事が終わって44年、周辺は自然豊かな森が育っています。

(E)の堤防跡にはこの階段を上がっていきます。

堤防跡に沿って小道がある。左は住宅地、

右は猪名川公園です。

下に下りてみる。

やる気のないキリン…

ここは昔の河川敷の辺り。

藤棚の向こうに池がありました。

利椎富池(としとみいけ)。

緑に囲まれた自然豊かな池です。

ちょっと時間が止まってる感じがする場所です。

池の横の歩道と(F)の堤防跡。

(F)の堤防跡を歩いて行くと

神社が見えてきました。下りてみましょうか。

鳥居には豊宇気毘売命とある。

旧椎堂村の氏神、十九(とうく)神社です。

伊勢神宮外宮の御祭神と同じ豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)が祀られています。

ちょっと旧椎堂村の中へ。

いい町並みですね。

森の向こうに、川はなくなったが池ができたことで、静けさや自然が辛うじて保たれたように思う。自然と開発の微妙なバランスで都会の町はできているのだと実感できる地域です。

さて、(F)の堤防跡はここまでにして、

池の反対側、(G)の堤防跡に向かいます。

池の反対側には、

グラウンドがある。

ん?これはなんだ?

上を見上げると円盤のような平べったい何かが。

放送塔のスピーカーですかね。
機能的なデザインとは思えないが、悪くはない。
ただ、メンテナンスが大変そう…

この辺りから旧堤防の名残を感じる。

この道としてちゃんと整備されていないのがいい。

堤防の跡ですって感じがします。

(G)の堤防跡はここで終わり。ここから(H)の堤防跡に向かいます。

道路の向こうの森が(H)の堤防跡。

ここから旧堤防の上に上がります。

この土手感がよい。

右側に竹藪があった。ここだけ竹薮になっているのがちょっと面白い。自然発生した竹薮なのだろうか。

堤防跡の先端部分に大きな木があった。

ニレの木ですかね。
ここで、とりあえず旧猪名川堤防跡は終わりです。
私はカブトムシとかクワガタをよく採りに行っていたので、こういう森を歩くと無意識にクヌギとかコナラを探してしまいます。ただ、この堤防跡の森ではほとんど見かけなかった。もしかすると、このようなニレとかヤナギなどの違う木を探せばクワガタに出会えたかもですね。

さて、森を抜けて堤防の上へ。

ここから園田競馬場がよく見える。

堤防もきれいに整備されています。
競馬場の奥の森が先ほど歩いてきた堤防跡です。

園田競馬場は、昭和5年(1930)に淡路島にあった淡路競馬場がこの場所に移転してきたのが始まりだとか。

園田競馬場がこんなきれいな場所だとは思っていなかった。
レースがある日に一度見に行ってみようかな。

競馬場の横の厩舎。
馬がこっち向いてくれた。

川の向こうに田能資料館が見えますね。
田能遺跡がある場所で、弥生時代の大集落があった場所です。
ちょっと行ってみましょうか。
より大きな地図で 旧猪名川跡を歩く を表示
((関連記事)
「豊中・利倉春日神社」 2010.09.14
「豊中旧利倉村を歩く」 2010.09.22
「旧猪名川跡を歩く・前編」 2013.07.29
「旧猪名川跡を歩く・後編」 2013.08.03
「田能遺跡・大阪国際空港(勝部遺跡)」 2013.08.08
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利椎富池周辺の森が
ゆっくりと育っている。

旧猪名川跡に利椎富池(としとみいけ)という池があります。周辺の旧3村、利倉(とくら)、椎堂(しどう)、冨田(とうだ)の一文字をとった名前で、利倉捷水路(とくらしょうすいろ)工事の時に造られました。工事が終わって44年、周辺は自然豊かな森が育っています。

(E)の堤防跡にはこの階段を上がっていきます。

堤防跡に沿って小道がある。左は住宅地、

右は猪名川公園です。

下に下りてみる。

やる気のないキリン…

ここは昔の河川敷の辺り。

藤棚の向こうに池がありました。

利椎富池(としとみいけ)。

緑に囲まれた自然豊かな池です。

ちょっと時間が止まってる感じがする場所です。

池の横の歩道と(F)の堤防跡。

(F)の堤防跡を歩いて行くと

神社が見えてきました。下りてみましょうか。

鳥居には豊宇気毘売命とある。

旧椎堂村の氏神、十九(とうく)神社です。

伊勢神宮外宮の御祭神と同じ豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)が祀られています。

ちょっと旧椎堂村の中へ。

いい町並みですね。

森の向こうに、川はなくなったが池ができたことで、静けさや自然が辛うじて保たれたように思う。自然と開発の微妙なバランスで都会の町はできているのだと実感できる地域です。

さて、(F)の堤防跡はここまでにして、

池の反対側、(G)の堤防跡に向かいます。

池の反対側には、

グラウンドがある。

ん?これはなんだ?

上を見上げると円盤のような平べったい何かが。

放送塔のスピーカーですかね。
機能的なデザインとは思えないが、悪くはない。
ただ、メンテナンスが大変そう…

この辺りから旧堤防の名残を感じる。

この道としてちゃんと整備されていないのがいい。

堤防の跡ですって感じがします。

(G)の堤防跡はここで終わり。ここから(H)の堤防跡に向かいます。

道路の向こうの森が(H)の堤防跡。

ここから旧堤防の上に上がります。

この土手感がよい。

右側に竹藪があった。ここだけ竹薮になっているのがちょっと面白い。自然発生した竹薮なのだろうか。

堤防跡の先端部分に大きな木があった。

ニレの木ですかね。
ここで、とりあえず旧猪名川堤防跡は終わりです。
私はカブトムシとかクワガタをよく採りに行っていたので、こういう森を歩くと無意識にクヌギとかコナラを探してしまいます。ただ、この堤防跡の森ではほとんど見かけなかった。もしかすると、このようなニレとかヤナギなどの違う木を探せばクワガタに出会えたかもですね。

さて、森を抜けて堤防の上へ。

ここから園田競馬場がよく見える。

堤防もきれいに整備されています。
競馬場の奥の森が先ほど歩いてきた堤防跡です。

園田競馬場は、昭和5年(1930)に淡路島にあった淡路競馬場がこの場所に移転してきたのが始まりだとか。

園田競馬場がこんなきれいな場所だとは思っていなかった。
レースがある日に一度見に行ってみようかな。

競馬場の横の厩舎。
馬がこっち向いてくれた。

川の向こうに田能資料館が見えますね。
田能遺跡がある場所で、弥生時代の大集落があった場所です。
ちょっと行ってみましょうか。
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「豊中旧利倉村を歩く」 2010.09.22
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