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飛鳥アースダイバー(1)猿石・鬼の俎・鬼の雪隠

2013年06月23日 17:30

飛鳥アースダイバー
難波を知るために飛鳥へ
猿石・鬼の俎・鬼の雪隠・檜隈坂合陵・檜隈大内陵

古代に想いを馳せながら大阪アースダイバーや上町台地の高低差を歩いていると、次は日本の始まりの地域であるヤマトを歩きたくなってきました。特に明日香村に点在する石造物に強く引かれています。明日香村には古代の遺構がたくさん残っている。ぜひこの目で見て感じたい。ということで、飛鳥アースダイビングをはじめることにしました。

(Evernoteで大きく見る)
asuka_naniwa_0.jpg
カシミール3Dで作成した高低差地図に古道を重ねています。難波と飛鳥を結ぶ道が日本最古の官道だったそうで、日本書紀巻第二十二推古天皇紀の中に「廿一年冬十一月、作掖上池・畝傍池・和珥池。又自難波至京置大道。」という一文があります。「自難波至京置大道」とは「難波から京に至る大道を置く」と読みます。難波とは当時外交の重要な港であった難波津で、京とは飛鳥京〈小墾田宮(おはりだのみや)〉です。

飛鳥のみち飛鳥へのみち3/近江俊秀」より
asuka_naniwa_2.jpg
この地図には当時のルートが詳しく記されています。日本書紀に書かれた大道とは飛鳥京ー横大路ー竹内峠ー難波大道のルートが定説のようです。大道は直線道路で道幅もかなり広かったといいます。

asuka_naniwa_5.jpg
上記のキャプチャー画像は難波大道の発掘現場の写真ですがその規模がわかりますね。

asuka_naniwa_1.jpg
高低差地図に上記に地図を重ねるとこのようになる。

(ちなみに古代の道路について近江俊秀氏の著書「道路誕生―考古学からみた道づくり」がとてもいい参考資料になりました。←amazonにリンクしています。)

(追記)
今年平成25年(2013)は、難波から飛鳥へ日本最古の官道(大道)が敷設されてちょうど1400年なんですね。竹内街道1400年祭があるそうですよ。

難波から飛鳥へ日本最古の官道1400年首長サミット準備会の開催大阪府


さて、
E7D_0002.jpg
近鉄「飛鳥」駅です。大阪阿部野橋駅から急行で約40分くらい。

(Evernoteで大きく見る)
E7D_0003.jpg
とにかくエリアが広いので迷わずレンタサイクルを利用しましょう。

E7D_0001.jpg
駅前ロータリーの右手にある明日香レンタサイクル。
平日:900円 / 土・日・祝祭日:1000円
ただし、午後5時までに返さないとダメなのでご注意ください。

E7D_0004.jpg
駅から少し走っただけで、のどかな風景が広がります。

E7D_0008.jpg
橋を越えて脇道へ。

E7D_0009.jpg
この道の突き当たりに猿石があります。

E7D_0011.jpg
ここ!

E7D_0010.jpg
吉備姫王墓(きびひめのみこのはか)。

E7D_0013.jpg
正面です。左奥の森は欽明天皇陵。

E7D_0031.jpg
宮内庁の表示板には檜隈墓(ひのくまのはか)とある。

E7D_0033.jpg
柵の中に石造がありますね。最初からここにあった訳でなく、江戸時代に隣接する欽明天皇陵の南側の字(あざ)イケダの水田から掘り出されたのだそうです。

E7D_0021.jpg
左が「女」、右が「山王権現」。

E7D_0027.jpg
「僧(法師)」と「男」。
それぞれの名前は後世の人が勝手につけたのでしょうが、カタチとても興味深い。

E7D_0043.jpg
隣にある檜隈坂合陵(ひのくまのさかあいのみささぎ)。

E7D_0040.jpg
欽明天皇陵(きんめいてんのうりょう)です。

E7D_0044.jpg
571年になくなられたと書かれているので飛鳥時代の前の古墳時代の天皇になります。

E7D_0037.jpg
それにしても気持ちがいい場所です。

E7D_0052.jpg
さて、次の目的地は自転車で10分くらい。

E7D_0054.jpg
この脇道に入ります。

E7D_0057.jpg
途中にあったお地蔵さん。

E7D_0063.jpg
ちょうど田植えが始まった季節。手前のはかぼちゃですね。

E7D_0066.jpg
到着。

E7D_0068.jpg
ここも宮内庁の管理になります。

E7D_0070.jpg
唐突に現れた巨石。何なんでしょう??

E7D_0072.jpg
これは「鬼の雪隠(おにのせっちん)」と呼ばれるもので、古墳の石室の一部。ふたつある蓋石のひとつです。

E7D_0071.jpg
でも、なぜここに?って思いますよね。

E7D_0097.jpg
どうやら後ろの竹やぶのところから横転してきたものらしい。右側に階段がありますね。

E7D_0080.jpg
階段の上に平べったい大きな石がある。

E7D_0083.jpg
これを「鬼の俎(おにのまないた)」というそうで、

E7D_0085.jpg
これが石室の底石になります。
もうひとつの扉石はどこに運ばれたのでしょうね?

E7D_0081.jpg
さて、

E7D_0091.jpg
左に行くと亀石と石舞台遺跡です。そちらに行きましょうか。

E7D_0100.jpg
少し行くとすぐにお地蔵さんがあって、その脇道を行くと天皇陵があります。

E7D_0103.jpg
こちらが檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)。

E7D_0107.jpg
天武天皇と持統天皇を合葬している。

E7D_0112.jpg
私は裏側から来たのですが小高い丘の上にあるので前は見晴らしがいい。

E7D_0186.jpg
全体はこんな感じです。

E7D_0118.jpg
実は裏側が歩けるようになっています。

E7D_0121.jpg
天皇陵の裏です。こんもりした墳墓が目の前にあるなんて、とても不思議な感じでした。


より大きな地図で 飛鳥 を表示

(おまけ)
E7D_0736.jpg
夕方に再び「鬼の雪隠」を通ったのだがきれいだった。


【 飛鳥アースダイバーシリーズ 】
1. 猿石・鬼の俎・鬼の雪隠・檜隈坂合陵・檜隈大内陵
2. 益田岩船
3. 亀石
4. 人頭石・二面石・猿石・石人像・須弥山石・マラ石・弥勒石
5. 岩屋山古墳・石舞台古墳
6. 飛鳥寺、蘇我入鹿首塚、飛鳥坐神社、水落遺跡、石神遺跡
7. 豊浦宮跡、小墾田宮跡、飛鳥板蓋宮跡、飛鳥稲淵宮殿跡
8. 亀形石造物、酒船石、高松塚古墳
9. 橘寺、川原寺跡
10. 稲淵棚田、飛び石、甘樫丘展望台


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