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十三の由来 2

2008年01月11日 01:00

十三の由来2 中津町史篇

十三の地名の由来は、わかっていません。ただ、昔からいろいろな説が言われていました。「なぜこんな地名なの?」と思うのは今も昔も変わらないようです。今回は中津町史に書かれていることを紹介します。

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古老の伝ふる説数多あり。
曰く淀町より第十三次の渡なりと。
曰く江戸より西国にかけて第十三次の渡なりと。
曰く初代舟子の通称もて呼ばれし遺称なりと。
曰く南浜の長者十三なる者神崎の遊里に通はん為に特設したる渡なればなりと。
思ふに是上古における条里の遺称ならん。(中略)
南に九条村、北に十八条村ありて十三はその中間に介在せり。(中略)されば「十三」は十三条の略称の遺存なることは明らかなり。殊に里を作せる単位坪の名を有せる八ノ坪の小字名を存し、又隣境鷺洲町には坪の名を有せる小字名の存するの多きも又傍証たるべきか。 
(※中津町史より抜粋 ※旧字体を新字体に変えています)

簡単に訳しますと、
古老から伝わる説がいくつもあります。たとえば、
淀町(伏見区淀の辺り)から数えて13番目の渡しである。
江戸より西国にかけて13番目の渡しである。
(これの意味がわかりませんでした。)
渡しの初代の船頭が十三と呼ばれていた。
南浜の十三という名の長者が遊郭(神崎、蟹島)に行くために設けた渡しである。等などいろいろ説はあるが、しかし、推察するに大昔の条里の名残ではないかと思う。
十三は九条と十八条の中間に位置する。(中略)であるから十三条からきているのではないか。その証拠に、条里制で使われている単位の坪がついた地名がこの周辺には多く残っている。


条里制についての説明をかなり端折りましたが、詳しくは12/8のブログ(十三の由来)を参照ください。
一般的に、十三は「淀川 で上流から13番目の渡しがあったから」(淀川区のホームページより)と言われていますが、中津町史では条里制からきていると言い切っています。どちらが正しいかはわかりません。13番目の渡し説が有力と書かれていたりしますが、おそらく個人的な思いや推測などが一人歩きしているようにも思われます。ただ13番目の渡し説も、今後検証していきたいと思っています。

今回は写真がなくてごめんなさい。



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コメント

  1. TOSSY | URL | mXJ0wlpU

    13番目

    どちらの説でも 13番め
    数字だけの地名というのは 全国でも珍しいのでしょうね

    < 遊郭(神崎、蟹島)

    蟹島は 加島?

    18条って 三国のあたりでしたか 
    昔 阪急電車のプラットホームに 看板がありました
    「十八条血の道薬」
    婦人科の薬で 江戸のころから有名だったそうです
    四谷怪談のお岩さんも 飲んだのだけれど 直らなかった
    たしか せりふに出てきます

  2. 新之介 | URL | -

    十八条血の道薬

    TOOSY様
    十八条血の道薬って知りませんでした。
    永禄3年(1560年)からあるなんてすごいですね。
    関ヶ原の戦いの前だすよね。
    四谷怪談にも出てきたなんて面白い。
    その頃、十三という地名はあったのかな?
    今は、十三の始まりを知るために、その辺りの時代までさかのぼって資料を見ています。
    なかなか見つからないんです…
    蟹島は加島です。加島も歴史があるいい町ですね。
    関心をもっています。
    いつか加島のほうも書いてみたいと思っています。

  3. | URL | -

    いつも楽しく読ませていただいております
    最近、十三以外の書き込みが多くなりさびしいです
    よろしければ十三をもっと掘り下げて特化していただければと。。。
    かって意見ですいません

  4. 新之介 | URL | sDz630us

    十三のいま昔を歩こう?

    十三からかなり遠くに行ってしまいました。

    同じようなご意見をよくいただきます。
    十三周辺はよくうろうろしてますので
    面白いネタがあればいつでもアップする予定です。

    今は十三ネタを充電中ですので、
    もうしばらくご勘弁ください。

  5. | URL | -

    いつも楽しく拝見しております
    十三付近の小売店、飲食店、公園、有名な会社などの今昔もお願いいたします

  6. 新之介 | URL | sDz630us

    忘れてへんで

    十三地域のことを
    忘れたわけではありません。
    私の好奇心が少し違うところに行ってますので
    もうしばらくご勘弁くださいね。

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