2013年02月11日 00:00
大阪アースダイバー
上町台地の高低差を歩こう!
15. 真田山周辺
鶴橋駅の北西部を歩いて行きます。

真田山があった辺りが最も標高が高く、その北側と南側は谷のようになっている。

現在の地図と重ねるとこのようになる。

玉造筋です。平坦な道路が南北に延びている。

一筋入ると道路が盛り上がり下がっていく様子がわかる。(map:B)

北方面はさらに隆起している。

玉造筋を北に歩きながら西方面を見ていく事にしました。ここも登り坂ですね。

ゆるやかな坂道。

ここには階段がある。

再び一筋中に入ると標高がどんどん高くなっていくのが分かりますね。

ここはかなり急な盛り上がりがある。

上から見下ろしたところ。(map:A)

西方面はゆるやかな下り。(map:A)

さて、真田山公園の入口に地蔵尊がありました。
家の壁と一体化してますね。

真田山公園はグランドになっているのですが、グランドは階段を上がったさらにその上にあります。

斜めから見るとかなりの高低差。元は騎兵第4連隊の施設があった場所です。

もっと遡ると真田山の麓だった場所です。

ここは玉造筋から真田山まで続く一本道。
ありがたい事にその中間地点に歩道橋がある。

歩道橋から玉造筋を見た所。

そして真田山の山頂方面です。
古地図を見ると坂を登りきった右手に山頂があったようです。

天保新改攝州大阪全圖(1837)です。この地図に真田山が描かれています。

真田山のまわりの寺を現在の地図と照らし合わすと、明星高校のグラウンドの辺りに真田山の山頂があったことが分かる。

さて、坂の途中にある小学校の校門前の階段です。かなりの高低差だ。

寺も敷地内で高低差が結構ある。
平らにするにかなり盛り土をしたのでしょう。

登りきったところからの眺め。昔は生駒山の全体が見えたのでしょう。

そこから明星高校のグランド沿いに歩くと大きな観音像が見えてきた。

ここから下り坂になっていきます。

こちらは興徳寺。

山門の下に「ふみ石」がある。
四国八十八ヶ所の砂が下にあるのだとか。

本堂です。

山門脇に気になるものを見つけた。コインで動く…消防自動車?
なぜこんな所に。懐かしすぎるぞ。

ハンドルの横にあるボタンが押したくなる…

いい物を発見して気分よく坂道を下ります。

坂の途中にある心眼寺。

高低差に合わせて立派な石積みがある。

昔は右側が真田山の斜面でその上に山頂があったのでしょうね。

ここにもコンクリートブロックの巨大な壁がある。

坂を下ってきた所にある善福寺。

どんどろ大師と書かれた提灯と母娘の銅像が気になる。

どうやら歌舞伎「傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)」の中でどんどろ大師門前の場という場面があるそうで、それがこの場所なのだとか。どんどろ大師とはこの地にあった「鏡如庵(きょうにょあん)大師堂」のことらしい。そういえば「天保新改攝州大阪全圖」に「鏡如アン」と記されていました。
より大きな地図で 上町台地の高低差を歩こう を表示
【 上町台地の高低差を歩くシリーズ 】
上町台地高低差マップ一覧(Facebook)
1. 上町台地高低差マップ 2012.12.3
2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
7. 天王寺公園周辺を歩く 2012.12.16
8. 安居神社・清水寺周辺を歩く 2012.12.19
9. 四天王寺周辺を歩く 2012.12.23
10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
11. 生国魂神社周辺を歩く 2013.01.11
12. 空堀商店街周辺を歩く 2013.01.18
13. 松屋町筋・龍造寺町周辺を歩く 2013.01.22
14. 鶴橋・上本町周辺を歩く 2013.02.04
15. 真田山周辺を歩く 2013.02.11
16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
17. 玉造・森之宮周辺を歩く 2013.02.24
18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
19. 八軒家浜周辺を歩く 2013.03.11
20. 難波宮跡周辺を歩く 2013.03.24
21. 天王寺〜桃谷周辺を歩く 2013.04.15
番外編:ノバク・野漠の窪地
番外編:空堀を探せ
【 大阪アースダイバーを歩くシリーズ 】
1. 宇宙船イワフネ号と磐船神社 2012.11.20
2. 太陽の女神と上町台地 2012.11.25
(関連記事)
『大阪アースダイバー出版・ようこそ中沢新一さん』 2012.10.13
『大阪アースダイバーへの道』 2010.04.25
『アースダイビング in 上町台地』 2010.04.11
『アースダイビング in 大阪城』 2010.04.30
『アースダイビング in 生國魂神社』 2009.04.16
『アースダイバー in 大阪』 2009.04.12
ポチッと、応援よろしく♪
上町台地の高低差を歩こう!
15. 真田山周辺
鶴橋駅の北西部を歩いて行きます。

真田山があった辺りが最も標高が高く、その北側と南側は谷のようになっている。

現在の地図と重ねるとこのようになる。

玉造筋です。平坦な道路が南北に延びている。

一筋入ると道路が盛り上がり下がっていく様子がわかる。(map:B)

北方面はさらに隆起している。

玉造筋を北に歩きながら西方面を見ていく事にしました。ここも登り坂ですね。

ゆるやかな坂道。

ここには階段がある。

再び一筋中に入ると標高がどんどん高くなっていくのが分かりますね。

ここはかなり急な盛り上がりがある。

上から見下ろしたところ。(map:A)

西方面はゆるやかな下り。(map:A)

さて、真田山公園の入口に地蔵尊がありました。
家の壁と一体化してますね。

真田山公園はグランドになっているのですが、グランドは階段を上がったさらにその上にあります。

斜めから見るとかなりの高低差。元は騎兵第4連隊の施設があった場所です。

もっと遡ると真田山の麓だった場所です。

ここは玉造筋から真田山まで続く一本道。
ありがたい事にその中間地点に歩道橋がある。

歩道橋から玉造筋を見た所。

そして真田山の山頂方面です。
古地図を見ると坂を登りきった右手に山頂があったようです。

天保新改攝州大阪全圖(1837)です。この地図に真田山が描かれています。

真田山のまわりの寺を現在の地図と照らし合わすと、明星高校のグラウンドの辺りに真田山の山頂があったことが分かる。

さて、坂の途中にある小学校の校門前の階段です。かなりの高低差だ。

寺も敷地内で高低差が結構ある。
平らにするにかなり盛り土をしたのでしょう。

登りきったところからの眺め。昔は生駒山の全体が見えたのでしょう。

そこから明星高校のグランド沿いに歩くと大きな観音像が見えてきた。

ここから下り坂になっていきます。

こちらは興徳寺。

山門の下に「ふみ石」がある。
四国八十八ヶ所の砂が下にあるのだとか。

本堂です。

山門脇に気になるものを見つけた。コインで動く…消防自動車?
なぜこんな所に。懐かしすぎるぞ。

ハンドルの横にあるボタンが押したくなる…

いい物を発見して気分よく坂道を下ります。

坂の途中にある心眼寺。

高低差に合わせて立派な石積みがある。

昔は右側が真田山の斜面でその上に山頂があったのでしょうね。

ここにもコンクリートブロックの巨大な壁がある。

坂を下ってきた所にある善福寺。

どんどろ大師と書かれた提灯と母娘の銅像が気になる。

どうやら歌舞伎「傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)」の中でどんどろ大師門前の場という場面があるそうで、それがこの場所なのだとか。どんどろ大師とはこの地にあった「鏡如庵(きょうにょあん)大師堂」のことらしい。そういえば「天保新改攝州大阪全圖」に「鏡如アン」と記されていました。
より大きな地図で 上町台地の高低差を歩こう を表示
【 上町台地の高低差を歩くシリーズ 】
上町台地高低差マップ一覧(Facebook)
1. 上町台地高低差マップ 2012.12.3
2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
7. 天王寺公園周辺を歩く 2012.12.16
8. 安居神社・清水寺周辺を歩く 2012.12.19
9. 四天王寺周辺を歩く 2012.12.23
10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
11. 生国魂神社周辺を歩く 2013.01.11
12. 空堀商店街周辺を歩く 2013.01.18
13. 松屋町筋・龍造寺町周辺を歩く 2013.01.22
14. 鶴橋・上本町周辺を歩く 2013.02.04
15. 真田山周辺を歩く 2013.02.11
16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
17. 玉造・森之宮周辺を歩く 2013.02.24
18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
19. 八軒家浜周辺を歩く 2013.03.11
20. 難波宮跡周辺を歩く 2013.03.24
21. 天王寺〜桃谷周辺を歩く 2013.04.15
番外編:ノバク・野漠の窪地
番外編:空堀を探せ
【 大阪アースダイバーを歩くシリーズ 】
1. 宇宙船イワフネ号と磐船神社 2012.11.20
2. 太陽の女神と上町台地 2012.11.25
(関連記事)
『大阪アースダイバー出版・ようこそ中沢新一さん』 2012.10.13
『大阪アースダイバーへの道』 2010.04.25
『アースダイビング in 上町台地』 2010.04.11
『アースダイビング in 大阪城』 2010.04.30
『アースダイビング in 生國魂神社』 2009.04.16
『アースダイバー in 大阪』 2009.04.12
ポチッと、応援よろしく♪

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿