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上町台地の高低差を歩く・阿倍野

2012年12月13日 00:00

大阪アースダイバー
上町台地の高低差を歩こう!
6. 阿倍野周辺

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阿倍野再開発地区です。この辺りもずいぶん変わりましたね。

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緑色と茶色の境目を歩いていきます。

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緩やかな下り坂。

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塀越しに見えるのが「さいごの色街 飛田」にも描かれた飛田新地(とびたしんち)です。ここに元遊郭ができたのは、明治45年(1912)1月に発生した「南の大火(難波新地大火)」で難波新地乙部遊廓が全焼したことによります。大阪府は飛田に2万坪の敷地を求め業者をここに移し、大正5年(1916)に飛田遊郭を誕生させました。当時は婦人解放運動の高まりもあり反対運動も大きかったようです。

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さて、昔の面影がまったくなくなってしまった阿倍野再開発地域です。空にそびえるハルカス。

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ここに小さな祠がある。天龍大神が祀られています。

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ここもわずかに高低差がありますね。

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少し行くと気になる階段を見つけた。

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おおっ、かなり高低差がある石段を発見。

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かなりいい感じの石具合。

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こちらはコンクリートの階段。昔は石で作られていたのでしょうか。

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左の路地を行こうと思ったのですが行き止まりになっていた。

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家と家の間に石積みの壁を見ることが出来る。この壁がずっと続いています。

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その壁にへばりつくように祠がある。

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ゴツゴツした石で埋め尽くされた中に

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黒龍大神が祀られている。

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黒龍大神の由来について
東に天王寺台地が広がり、南に聖天山があり高地に囲まれたこのあたりの低地に明治末期頃まで大池があり大蛇が住みつき付近住民より池の主としてあがめられていたという。そこで地元民が池の回りに大蛇を守護神として黒龍、白龍、天龍の大神として三つの祠を建て住民の信仰も厚かった。その信仰のお陰で山王町は戦災にあうこともなく大きな災いがないという…

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この祠の周辺だけ時間が止まったようになっている。石段も上には上がれない。なぜか「かみやまとばし」と刻まれた親柱らしきものもある。

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坂を上がると

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目の前に通天閣が現れた。

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そしてハルカスが。



より大きな地図で 上町台地の高低差を歩こう を表示


【 上町台地の高低差を歩くシリーズ 】
上町台地高低差マップ一覧(Facebook)
1. 上町台地高低差マップ 2012.12.3
2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
7. 天王寺公園周辺を歩く 2012.12.16
8. 安居神社・清水寺周辺を歩く 2012.12.19
9. 四天王寺周辺を歩く 2012.12.23
10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
11. 生国魂神社周辺を歩く 2013.01.11
12. 空堀商店街周辺を歩く 2013.01.18
13. 松屋町筋・龍造寺町周辺を歩く 2013.01.22
14. 鶴橋・上本町周辺を歩く 2013.02.04
15. 真田山周辺を歩く 2013.02.11
16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
17. 玉造・森之宮周辺を歩く 2013.02.24
18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
19. 八軒家浜周辺を歩く 2013.03.11
20. 難波宮跡周辺を歩く 2013.03.24
21. 天王寺〜桃谷周辺を歩く 2013.04.15
番外編:ノバク・野漠の窪地
番外編:空堀を探せ

【 大阪アースダイバーを歩くシリーズ 】
1. 宇宙船イワフネ号と磐船神社 2012.11.20
2. 太陽の女神と上町台地 2012.11.25

(関連記事)
大阪アースダイバー出版・ようこそ中沢新一さん2012.10.13
大阪アースダイバーへの道2010.04.25
アースダイビング in 上町台地2010.04.11
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アースダイバー in 大阪2009.04.12


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コメント

  1. そむにうむ@森山弘樹 | URL | obYDgEv2

    昔初めて飛田新地に行ったときに・・・

    昔、知人と一緒に初めて飛田新地に行った時、
    階段を下りて行った記憶があるのです。
    その時はなぜそこのこんな高低差があるの河原和、人工的に掘り下げたのかと思っていました。

    が、今回の記事を拝見させて頂いて、初めてこの高低差が上町台知由来のものであることがわかりました。
    天王寺以北の高津宮や空堀周りも高低差があって複雑な地形である事を知っていますが、皆上町台地つながりの地形なんですね。アースダイビングに興味を持ちました。(^^)

  2. Empizzo | URL | X/aoCwEI

    といっても私のちょっとした昔ですが、阿倍野の交差点から少し南に下ったところに旭屋書店があって、
    そのわきから西に商店街が伸びていました。、そこをよく歩きました。
    進んでいきますと、商店街の方向が南西になり(再開発の太い斜めの道の北辺かなと思いますが)、
    その先でまた「へ」の字に曲がるあたりに「マントヒヒ」というジャズ?喫茶がありました。
    穴蔵のような店でした、そこはちょうど崖につくられたような店で、そこでよく音楽を聞いた記憶があります。
    トイレと客席空間があまり遮蔽的でなく、鼻の活動を幾分強いられました。
    そこはこちらで検証されるオレンジとグリーンの境目あたりです。
    店の中も崖につくったような気配で音楽もなんだか違って聞こえました。
    阿倍野の南西エリアの再開発は悲願でもあったし、「消去」でもあり、と思ったりします。
    崖とその高低差だけが必然と残り、スロープダウンする車道がきれいにされて、
    迷路のような住宅街路は完全に失われてしまいました(ね)。
    崖こそが上町台地の断層崖だと知った上で言いますならば、
    人の想いはまさにその落差感覚を生活感や記憶に潜在させて行くように思います。
    なつかしや・「マントヒヒ」。

  3. 新之介 | URL | sDz630us

    そむにうむ@森山弘樹さん
    私自身もあらたな発見が多いシリーズになっています。自分が一番楽しんでいるかもしれません ^^;

    Empizzoさん
    「マントヒヒ」は回想のHPがありますね。
    いい感じのお店ですね。
    実は私も若い頃にうろうろしていた時期があって、天王寺公園の向かいに「桃陰」というバーがあり、そこで仲間と将来の夢を語っていたことを懐かしく思い出した。今は移転しちゃったようですが。

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