このエントリーをはてなブックマークに追加

上町台地の高低差を歩く・聖天山正圓寺

2012年12月11日 00:00

大阪アースダイバー
上町台地の高低差を歩こう!
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺

oed_uemachi_007.jpg
緑と茶色の境目がはっきりしている地域ですね。正圓寺の北側は谷のようになっている。

oed_uemachi_008.jpg
阿倍野墓地の大きさもよくわかります。

EOS_3714.jpg
聖天山の森です。前の道路は松虫通り。

EOS_3716.jpg
聖天さんという大きな碑とその下に小さな女坂の碑。

EOS_3717.jpg
これが女坂でしょうか。

EOS_3723.jpg
正圓寺の東側の門です。

EOS_3748.jpg
「奥之院 是より東半丁」。

EOS_3726.jpg
こちらが奥之院八本龍王社殿です。

EOS_3730.jpg
昔は大阪湾を見下ろす景勝地であったようで、この地に一本の松の大木があったそうです。一本の幹から八本の枝を出し龍が寳珠を持つ爪に似ている事から八本松と呼ばれるようになったのだとか。昔の社殿と八本松は消失してしまったようです。

EOS_3735.jpg
一段上に白玉稲荷社殿がある。

EOS_3737.jpg
下を見下ろすと石仏がたくさん祀られていました。向こうの公園は聖天山公園。

EOS_3744.jpg
こちらには弁財天が祀られている。

EOS_3750.jpg
こちらが聖天山正圓寺。

EOS_3760.jpg
山門前にある石仏群は四天王像でしょうか。

EOS_3763.jpg
天下茶屋聖天尊となっている。

EOS_3765.jpg
お寺ですが鳥居と狛犬が。
聖天さんは生駒でも山崎でも福島区でも鳥居と狛犬がありますね。

EOS_3779.jpg
決して広くない境内に、本堂の聖天堂、不動明王をまつる護摩堂、和合殿、大師堂、地蔵堂、鐘楼などがある。

EOS_3754.jpg
詳しい縁起はこちら。

EOS_3758.jpg
山門前の石造は増長天と多門天と書かれていますね。

EOS_3767.jpg
ここは聖天山の山頂でもあるのです。

EOS_3772.jpg
木が生い茂っていますが、かつては遠く淡路島まで見渡せたのでしょう。

EOS_3776.jpg
木々の隙間からの眺めで、太古の風景をイメージしてみる。

EOS_3783.jpg
石段の下から山門を見上げたところ。

EOS_3785.jpg
さらに下に鳥居がある。

EOS_3794.jpg
舞台もありました。眺めはどうなんでしょう。

EOS_3801.jpg
正圓寺の横にある聖天山公園。ここには聖天山古墳がありましたが、いまは山が削られ小山に大きな楠があるのみです。この木も切り倒されそうになったのですが地元の方々が守ったという話が残っています。ちなみに左に写っている楠がそれです。

EOS_3818.jpg
さて、少し歩いて小高い場所にやってきました。

EOS_3822.jpg
通天閣が見える。

EOS_3828.jpg
崖沿いの道のような場所です。

EOS_3816.jpg
見晴らしもいい。向こうは六甲山かな。

EOS_3832.jpg
下に下りる階段(A)があった。

EOS_3810.jpg
下りてみるとこんな場所が。湧き水だろうか。

EOS_3836.jpg
階段(B)。

EOS_3842.jpg
階段(C)。

EOS_3850.jpg
階段(C)を下から見上げたところ。

EOS_3852.jpg
ハルカスが見えてきた。

EOS_3854.jpg
階段(D)。

EOS_3877.jpg
ここからの夕陽はきっときれいでしょうね。

EOS_3857.jpg
階段(D)に下に地蔵尊があった。

EOS_3879.jpg
そして階段(E)。

EOS_3868.jpg
横は大阪市設南霊園です。以前は阿倍野墓地と呼ばれていました。その向こうに見えるのがハルカスです。

EOS_3911.jpg
阿倍野墓地は明治に入ってから作られたもので、千日墓地にあった墓はこちらに移されています。

EOS_3902_1.jpg
敷地の一番西側に2体の石仏がある。これは千日墓地にあった迎え佛だと思われます。

EOS_3896_1.jpg
右側の迎え佛と

EOS_3892_1.jpg
左側の迎え佛。
歴史を感じる仏様です。



より大きな地図で 上町台地の高低差を歩こう を表示


【 上町台地の高低差を歩くシリーズ 】
上町台地高低差マップ一覧(Facebook)
1. 上町台地高低差マップ 2012.12.3
2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
7. 天王寺公園周辺を歩く 2012.12.16
8. 安居神社・清水寺周辺を歩く 2012.12.19
9. 四天王寺周辺を歩く 2012.12.23
10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
11. 生国魂神社周辺を歩く 2013.01.11
12. 空堀商店街周辺を歩く 2013.01.18
13. 松屋町筋・龍造寺町周辺を歩く 2013.01.22
14. 鶴橋・上本町周辺を歩く 2013.02.04
15. 真田山周辺を歩く 2013.02.11
16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
17. 玉造・森之宮周辺を歩く 2013.02.24
18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
19. 八軒家浜周辺を歩く 2013.03.11
20. 難波宮跡周辺を歩く 2013.03.24
21. 天王寺〜桃谷周辺を歩く 2013.04.15
番外編:ノバク・野漠の窪地
番外編:空堀を探せ

【 大阪アースダイバーを歩くシリーズ 】
1. 宇宙船イワフネ号と磐船神社 2012.11.20
2. 太陽の女神と上町台地 2012.11.25

(関連記事)
大阪アースダイバー出版・ようこそ中沢新一さん2012.10.13
大阪アースダイバーへの道2010.04.25
アースダイビング in 上町台地2010.04.11
アースダイビング in 大阪城2010.04.30
アースダイビング in 生國魂神社2009.04.16
アースダイバー in 大阪2009.04.12


ポチッと、応援よろしく♪
bahiru_wink3.gif
スポンサーサイト


コメント

  1. kotaro | URL | 8nGiSIKA

    まさやんもこの辺を歩いたのか

    今年亡くなった桑名正博さんが、北畠か帝塚山の人だったと思います。
    私は一時期、家探しで、西成区天神ノ森と言うところに着目していました。
    ええ感じのところです。
    聖天さんの地名もあり、庶民の信仰対象を感じさせます。
    阿倍野墓地は、千日墓地に代わり市域の拡幅の際に設けられたのでしょうね。
    今は高速道路が上を通っています。
    ここでも墓名史を見ると、かなり古い明治時代の名士の墓があります。
    で、北に下りていくとすぐに飛田があるんです。
    墓と遊郭の隣接に「わあーっ」と感じるものがありますよね。
    遊びと無常と背中合わせ。今と違って、有為転変は紙一重やったんでしょうね。
    そんな中から、西鶴や近松の世界は出て来たと、僕は大坂を説明するのなら
    ここに連れてきたら、一番判りやすいと思います。

    それにしても最近はコメント投稿が少ないです。
    読んでる人も、もうちょっと大阪人であることを、誇りにしないと。

  2. Leon.jp | URL | -

    この当たりは・・・

    赤井英和さんの現役時代の
    ランニングコースやなかったかな?

  3. 新之介 | URL | sDz630us

    kotaroさん

    まさにその通りだと思います。
    「死=エロティシズム」という強烈な結びつきを感じる地域です。
    アースダイバーそのものの世界。

    話は変わりますが、Facebookの普及と関係するかのように、コメントの書き込みが減りました。とても面白い現象だなぁと思っていた所です(笑)。私の返信がかなり延滞していたのも原因かもしれませんが、アクセス数は決して減っていませんので、ネットの利用の仕方が変わってきているのかなぁと思っています。わかりませんが…(笑)


    Leon.jpさん

    そうなんですか。
    赤井さんのランニングコースなんだ。
    いいコースですね。

  4. 田村勝弘 | URL | -

    マンガ咲 の舞台

    新之介様

    こんばんは。田村です。

    週末、大谷高校の横の階段、天神ノ森の階段が麻雀マンガ「咲」で使われていると、聖地巡礼の方のブログで掲載されておられたので、巡礼しました。

    http://anime.geocities.jp/hidesankyoto/butaihoumon/syokokumanyu/sakiuemati.html

    http://d.hatena.ne.jp/USO9000/20101127/p1

    http://www7a.biglobe.ne.jp/~uso9000/travel/saki4/saki4.htm#txt27_top


    高低差があって、特に大谷高校の横の崖は、深淵を覗き込むかのようで足がすくみました。

    古代はここまで海だったのかと、今では考えられないほどの変わりようですが、地殻変動の偉大さを感じざるを得ませんでした。

    その様なマイナーな地元の方しか気づかない場所を漫画の舞台となっているとは、巡礼するまで知りませんでした。

    大阪に住んでいながら、上町台地について、詳しく知らず、読み込むうちに新之介さまの解説に引き込まれました。

    新之介様が、足で稼いでブログに記載されておられ、週末の追体験が出来ました。
    取り急ぎ、お礼申し上げます。
    感謝

    田村勝弘

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://atamatote.blog119.fc2.com/tb.php/737-b03b4530
この記事へのトラックバック