2012年01月18日 08:00
京街道を歩く(29)
橋本~御幸橋
橋本から御幸橋まで歩いていきます。

明治22・23年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

橋本の京街道沿いにある道標。
左り 八まん宮 いせ京伏見 道

こちら側は傷みが激しく解読不能。
裏面には明和四年亥二月と刻まれていました。

家と家に挟まれるようにある鳥居。

こちらには金毘羅大権現が祀られていた。

街道筋らしい家並みが続いている。

こちらもいい門構え。

見上げると何やら気になる建物が。
京阪電気鉄道の橋本変電所です。これも近代鉄道遺産っぽい。

その橋本変電所の下に鳥居があった。
豊影稲荷大明神が祀られている。

再び道標があった。
左 津の国そうじ寺
大坂下り船乗場 道

右八まん宮山へ これより十六丁

文政二己卯年二月吉日
この道標、どうも向きがおかしいな…

川に架かる橋を渡ります。
京街道は淀川の堤防沿いに続くのですが、堤防の下に旧道があるのでその道を行きます。

この川は大谷川。

旧道に入ってすぐに八幡宮の常夜灯があった。

この道を歩いていきます。

いい感じの蔵が残っています。

この辺りは橋本奥ノ町。

旧地図を見ると昔の道はここまでだったようです。

現在は堤防沿いに細い道が続いています。
ここに大きな楠があった。

なかなか立派な楠だ。

少し歩くと地蔵尊があった。

白くお化粧されたあとが残ってる。

しばらく歩くと山の方へ向う道が現れる。
京阪の線路も見えたのでそちらへ歩いてみましょう。

途中に立派な祠があった。子守地蔵尊。
前にある鉄棒がとてもいい感じです。

小さな踏切があります。

常昌院踏切。

向こうに京阪八幡市駅がある。
ちなみに「はちまんし」ではなく「やわたし」です。

曹洞宗 常昌院。山門の奥にちらっと見えるのが本殿。

再び街道沿いの道へ。
堤防の上から見たところですが、下に旧道が続いています。

この建物の石積みは立派だ。水害対策でしょうね。

この道をまっすぐ行くと八幡市駅方面へ。

堤防沿いの京街道を歩くと御幸橋の立派な親柱が現れます。

現在の御幸橋は昨年(平成22年)6月に開通しました。
この親柱は旧御幸橋の物を再利用しています。

昭和5年に架橋された旧御幸橋は現在解体中。
橋脚のみが残っています。

これも時代の流れですね。
(関連記事)
『さよなら木津川御幸橋』 2009.10.07
より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
18.京街道を歩く・枚方宿・万年寺跡
19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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橋本~御幸橋
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明治22・23年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

橋本の京街道沿いにある道標。
左り 八まん宮 いせ京伏見 道

こちら側は傷みが激しく解読不能。
裏面には明和四年亥二月と刻まれていました。

家と家に挟まれるようにある鳥居。

こちらには金毘羅大権現が祀られていた。

街道筋らしい家並みが続いている。

こちらもいい門構え。

見上げると何やら気になる建物が。
京阪電気鉄道の橋本変電所です。これも近代鉄道遺産っぽい。

その橋本変電所の下に鳥居があった。
豊影稲荷大明神が祀られている。

再び道標があった。
左 津の国そうじ寺
大坂下り船乗場 道

右八まん宮山へ これより十六丁

文政二己卯年二月吉日
この道標、どうも向きがおかしいな…

川に架かる橋を渡ります。
京街道は淀川の堤防沿いに続くのですが、堤防の下に旧道があるのでその道を行きます。

この川は大谷川。

旧道に入ってすぐに八幡宮の常夜灯があった。

この道を歩いていきます。

いい感じの蔵が残っています。

この辺りは橋本奥ノ町。

旧地図を見ると昔の道はここまでだったようです。

現在は堤防沿いに細い道が続いています。
ここに大きな楠があった。

なかなか立派な楠だ。

少し歩くと地蔵尊があった。

白くお化粧されたあとが残ってる。

しばらく歩くと山の方へ向う道が現れる。
京阪の線路も見えたのでそちらへ歩いてみましょう。

途中に立派な祠があった。子守地蔵尊。
前にある鉄棒がとてもいい感じです。

小さな踏切があります。

常昌院踏切。

向こうに京阪八幡市駅がある。
ちなみに「はちまんし」ではなく「やわたし」です。

曹洞宗 常昌院。山門の奥にちらっと見えるのが本殿。

再び街道沿いの道へ。
堤防の上から見たところですが、下に旧道が続いています。

この建物の石積みは立派だ。水害対策でしょうね。

この道をまっすぐ行くと八幡市駅方面へ。

堤防沿いの京街道を歩くと御幸橋の立派な親柱が現れます。

現在の御幸橋は昨年(平成22年)6月に開通しました。
この親柱は旧御幸橋の物を再利用しています。

昭和5年に架橋された旧御幸橋は現在解体中。
橋脚のみが残っています。

これも時代の流れですね。
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より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京へ)
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6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
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22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
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24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
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27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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コメント
点と点 | URL | -
京街道いいですね!
こんばんは 点と点です。
よく道標を探索されていますね!
ところで 東淀川を探索しました。
江口堂での探索を拝見しました。
使われている古い地図の名前を教えていただきたいのですが
私の知っている範囲ものとちょっと違うようです。
「河絵図」 寛政9年 1797年でしょうか!
どこで入手されたのかお尋ねしました。
( 2012年01月18日 20:07 )
dam | URL | -
近代化産業遺産
橋本変電所は近代化産業遺産みたいです
^^
他に京阪電鉄変電所では、東福寺駅と鳥羽街道駅の間にある東福寺変電所も近代化産業遺産ですよ。
( 2012年01月20日 07:30 )
nao | URL | -
ここの堤防の上の道路は、もうしょっちゅう通ってます。
御幸橋の欄干は、まさか捨てるんとちゃうやろなーって
危惧していたんで一安心したんですよ~(゜-゜)
ここなら、我が家から自転車で射程距離内やし、春になれ
ば走って見たいと思います。
( 2012年01月21日 09:37 )
元おけいはん住人 | URL | -
京街道シリーズ(他のシリーズももちろんそうですが)、いつも楽しく拝見させて頂いています。
八幡市駅の読み仮名を付けて頂きありがとうございます。
はちまんし駅、まいかたし駅で乗り降りしていた昔が懐かしく思い出されます。
何回か前の京街道シリーズの写真で知ったのですが、京阪の車体の色(準急?)が昔のグリーン系のツートンカラーから変わってしまったのですね。特徴のある味のある色だと思っていたので、ちょっと残念です。
(追伸:天王山をバックにした京阪特急の写真、深呼吸をしたくなるいい写真ですね。)
( 2012年01月21日 11:17 )
新之介 | URL | sDz630us
点と点さん
河絵図は本屋さんで売られているものです。
寛政九年(1797年)となっています。
http://blog-imgs-42.fc2.com/a/t/a/atamatote/kawaezu.jpg
damさん
変電所って気になる近代化産業遺産ですね。
東福寺変電所も見てみたいです!
naoさん
春にこの辺りを自転車で走るのは最高でしょうね。
背割の桜は車では渋滞で行けない。
私も自転車で走ってみたいです!
元おけいはん住人さん
ありがとうございます!
京阪電車の最近の車両はいいですよ。
座席もちょっとよかったりします。
在阪の電車の中で一番いい印象があります。
個人的な感想ですが ^^;
( 2012年01月22日 13:08 [Edit] )
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