2011年12月19日 08:00
京街道を歩く(23)
三栗・阪・片埜神社
今回は三栗から片埜神社へ向かいます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

府道から細い道に入っていきます。これが旧京街道。

三栗地域です。

「三栗」と書いて「めぐり」と読みます。珍しい読み方ですね。

元は小倉村の字地だったようです。

浄土宗 清傅寺。

横には地蔵堂がある。

こちらが本堂。

境内には古そうな石仏が並んでいました。

三栗地域は落ち着いた町並み。

ゆるいカーブが

続いていきます。

こちらの庭先には古そうな石仏があった。

前川踏切です。

蔵が見えてきた。

いい感じのアプローチですね。

さて、しばらく歩くと常夜灯があった。

鳥居の柱でしょうか。

根元から折れてしまったようです。ここからが片埜神社の参道のようですね。京街道を外れて参道を歩いていくことにしました。

阪今池公園を越えるとその先に橋が現れる。

馬場前橋、川は穂谷川です。

牧野阪地域に入りました。旧阪村です。

向こうの森は片埜神社。

ちょっと横の脇道に入ってみましょう。

地蔵尊があった。

こういう細い路地はいいですね。

さて、神社に向かいます。

片埜神社です。「かたの」と読みます。

国指定重要文化財の本殿が修理工事をしているようです。

こちらは南門。

桃山時代のもので府指定文化財のようです。

手水舎の水盤に一之宮とあります。

元は「片野神社」と称していたようですが、長い間「一宮」と呼ばれていました。明治に入って「片埜神社」と称するようになったようです。

この日はたまたま境内でランチュウの品評会をしていました。

綺麗ですね。頭がもこもこだけど。

拝殿の前に古い石灯籠がある。

こちらも府指定文化財のようです。

拝殿です。
「河内名所図会・交野神社」より

ここでは「交野神社」となっていました。「一宮ともいふ」とも書かれています。

本殿です。

豊臣秀吉が大阪城築城に際して鬼門鎮護の社と定めたとある。また、本殿は豊臣秀頼が再建したものだとか。現在は綺麗に補修された後のようですね。最後の日付が修理工事の完成予定の平成23年になっている。2年後ですね。別にいいんですけど。

古い神社だけに外壁もなかなかいい感じです。

木製の扉もいいです。

東側の鳥居です。

東門も桃山時代のもので府指定文化財のようです。

この門は棟門(むなもん)といわれる様式で地震や台風などにはあまり強くないようで、この時代のものが残っているのは珍しいそうです。

なかなか立派な門です。河内名所図会にも描かれていますね。図会を見ると東門の先に鳥居と社が2つ描かれていてる。次回はそちらにも立ち寄ります。
より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
18.京街道を歩く・枚方宿・万年寺跡
19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
ポチッと、応援よろしく♪
三栗・阪・片埜神社
今回は三栗から片埜神社へ向かいます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

府道から細い道に入っていきます。これが旧京街道。

三栗地域です。

「三栗」と書いて「めぐり」と読みます。珍しい読み方ですね。

元は小倉村の字地だったようです。

浄土宗 清傅寺。

横には地蔵堂がある。

こちらが本堂。

境内には古そうな石仏が並んでいました。

三栗地域は落ち着いた町並み。

ゆるいカーブが

続いていきます。

こちらの庭先には古そうな石仏があった。

前川踏切です。

蔵が見えてきた。

いい感じのアプローチですね。

さて、しばらく歩くと常夜灯があった。

鳥居の柱でしょうか。

根元から折れてしまったようです。ここからが片埜神社の参道のようですね。京街道を外れて参道を歩いていくことにしました。

阪今池公園を越えるとその先に橋が現れる。

馬場前橋、川は穂谷川です。

牧野阪地域に入りました。旧阪村です。

向こうの森は片埜神社。

ちょっと横の脇道に入ってみましょう。

地蔵尊があった。

こういう細い路地はいいですね。

さて、神社に向かいます。

片埜神社です。「かたの」と読みます。

国指定重要文化財の本殿が修理工事をしているようです。

こちらは南門。

桃山時代のもので府指定文化財のようです。

手水舎の水盤に一之宮とあります。

元は「片野神社」と称していたようですが、長い間「一宮」と呼ばれていました。明治に入って「片埜神社」と称するようになったようです。

この日はたまたま境内でランチュウの品評会をしていました。

綺麗ですね。頭がもこもこだけど。

拝殿の前に古い石灯籠がある。

こちらも府指定文化財のようです。

拝殿です。
「河内名所図会・交野神社」より

ここでは「交野神社」となっていました。「一宮ともいふ」とも書かれています。

本殿です。

豊臣秀吉が大阪城築城に際して鬼門鎮護の社と定めたとある。また、本殿は豊臣秀頼が再建したものだとか。現在は綺麗に補修された後のようですね。最後の日付が修理工事の完成予定の平成23年になっている。2年後ですね。別にいいんですけど。

古い神社だけに外壁もなかなかいい感じです。

木製の扉もいいです。

東側の鳥居です。

東門も桃山時代のもので府指定文化財のようです。

この門は棟門(むなもん)といわれる様式で地震や台風などにはあまり強くないようで、この時代のものが残っているのは珍しいそうです。

なかなか立派な門です。河内名所図会にも描かれていますね。図会を見ると東門の先に鳥居と社が2つ描かれていてる。次回はそちらにも立ち寄ります。
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(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
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2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
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9.京街道を歩く・仁和寺村
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11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
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14.京街道を歩く・出口
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36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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コメント
TOSSY | URL | mXJ0wlpU
いい街道ですね くねくねしているところ たまりませんね
らんちゅう きれいですね
友人で大阪らんちゅうの愛好家がいてます 大阪らんちゅうはこんな真っ赤ではなかったような気がします
( 2011年12月21日 01:15 [Edit] )
新之介 | URL | sDz630us
TOSSYさん
以前、土佐錦(とさきん)について調べていたことがありました。
尾びれが長くて美しい金魚です。
その時に品評会に行ってみたいと思っていて行けていなかったのですが、
今回偶然にらんちゅうの品評会に出くわせました。
なんかいいです。日本人のこういう感性。
生きた芸術作品を作っている感覚なんでしょうか。
( 2011年12月24日 11:35 [Edit] )
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