2011年06月06日 08:00
西国街道を歩く(28)
神内と鉄道近代化遺産

明治22年測量の地図です。
山沿いの何もないような場所なのですが、

いろいろ面白いものが残っている場所でした。

西国街道はこの信号をまっすぐ行かず右にまがります。

あの山沿いを歩いていくことになります。

M字型の木の柵、なんか気になる。

比較的大きなトンネル。
今回歩いたルートで初めてJRの下をくぐるトンネルになります。

藪ヶ花跨線橋という名前らしい。

明治9年に大阪ー向日町間の官営鉄道が開通、明治32年に複線化されていますが、レンガ造りのトンネルはその当時の物だそうです。

明治9年の開通当時は単線でしたが、橋や溝は複線を想定して作られていたのだとか。

トンネルを抜けると古い町並みが現れる。

旧神内(こうない)村になります。

ちょっとええ感じ。

ポストもいいですね。

脇には地蔵尊も祀られていた。

さて、しばらく線路沿いの道を歩くと、

またトンネルが現れた。

神森のトンネル。

反対側がアーチ状になっている。

ここには神南備(かんなび)の森跡の立て看板があった。

この地は奈良時代の昔から交通の要衝となっていたようで、発掘調査では縄文時代から室町時代にわたる様々な遺構が発見されている土地です。

明治9年の鉄道開通に伴なう敷設工事で森は姿を消し、後年神南備神社も上牧の春日神社に合祀されてしまいました。

そうそう、地元の方にとっては普通のことなのだと思いますが、車が結構行き来していてびっくりしました。

さて、さらに線路と山に挟まれた道を歩いていきます。

この上にお寺があるようです。

日蓮宗・妙浄寺。

明治30年にこちらに移ってきたそうなので旧地図に載っていなかったのですね。

見晴らしのいい墓地です。

向こうの山は男山ですね。
向こうからもこっちの山が目印になっていると思う。

この電車はなんだろう?初めて見た。

さらに歩いていきます。
道の脇に大きな石灯籠とその裏手に池があった。
何かがあった場所なのかな?

おっ、またトンネルがあった。

ここにトンネルの境目があります。
京都線の歴史を見ると、明治32年に複線化、昭和30年に複々線化が行われている。この境目は複々線化と時のものだと思います。たぶん。

反対側はアーチ状。

斜面部分もタイルで出来ている。

山端という名が付けられていた。
より大きな地図で 新之介の西国街道マップ2 を表示
(長岡京~高槻)
18.西国街道を歩く・神足
19.西国街道を歩く・友岡・調子
20.西国街道を歩く・円明寺とねじりまんぽ
21.西国街道を歩く・観音寺・山崎聖天
22.西国街道を歩く・山崎駅と離宮八幡宮
23.西国街道を歩く・大山崎山荘・宝寺
24.西国街道を歩く・サントリー山崎蒸溜所・椎尾神社
25.西国街道を歩く・関大明神社・東大寺
26.西国街道を歩く・広瀬・水無瀬神宮
27.西国街道を歩く・桜井・桜井駅跡
28.西国街道を歩く・神内・鉄道近代化遺産
29.西国街道を歩く・梶原・一乗寺・畑山神社
30.西国街道を歩く・鉄道近代化遺産・ねじりまんぽ
31.西国街道を歩く・下・檜尾山春日神社
32.西国街道を歩く・安満・磐手杜神社
(武庫川~宿川原間の記事はこちらから)
(西へ)
1.西国街道を歩く・牧落
2.西国街道を歩く・桜井
3.西国街道を歩く・半町~瀬川
4.西国街道を歩く・石橋
5.西国街道を歩く・北轟木~北今在家
6.西国街道を歩く・下河原
7.西国街道を歩く・伊丹坂
8.西国街道を歩く・大鹿
9.西国街道を歩く・昆陽
10.西国街道を歩く・昆陽寺
11.西国街道を歩く・髭の渡し
(東へ)
12.西国街道を歩く・稲
13.西国街道を歩く・芝(萱野三平旧邸)
14.西国街道を歩く・今宮
15.西国街道を歩く・小野原(笹川良一の郷里)
16.西国街道を歩く・道祖本
17.西国街道を歩く・宿川原(椿の本陣)
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神内と鉄道近代化遺産

明治22年測量の地図です。
山沿いの何もないような場所なのですが、

いろいろ面白いものが残っている場所でした。

西国街道はこの信号をまっすぐ行かず右にまがります。

あの山沿いを歩いていくことになります。

M字型の木の柵、なんか気になる。

比較的大きなトンネル。
今回歩いたルートで初めてJRの下をくぐるトンネルになります。

藪ヶ花跨線橋という名前らしい。

明治9年に大阪ー向日町間の官営鉄道が開通、明治32年に複線化されていますが、レンガ造りのトンネルはその当時の物だそうです。

明治9年の開通当時は単線でしたが、橋や溝は複線を想定して作られていたのだとか。

トンネルを抜けると古い町並みが現れる。

旧神内(こうない)村になります。

ちょっとええ感じ。

ポストもいいですね。

脇には地蔵尊も祀られていた。

さて、しばらく線路沿いの道を歩くと、

またトンネルが現れた。

神森のトンネル。

反対側がアーチ状になっている。

ここには神南備(かんなび)の森跡の立て看板があった。

この地は奈良時代の昔から交通の要衝となっていたようで、発掘調査では縄文時代から室町時代にわたる様々な遺構が発見されている土地です。

明治9年の鉄道開通に伴なう敷設工事で森は姿を消し、後年神南備神社も上牧の春日神社に合祀されてしまいました。

そうそう、地元の方にとっては普通のことなのだと思いますが、車が結構行き来していてびっくりしました。

さて、さらに線路と山に挟まれた道を歩いていきます。

この上にお寺があるようです。

日蓮宗・妙浄寺。

明治30年にこちらに移ってきたそうなので旧地図に載っていなかったのですね。

見晴らしのいい墓地です。

向こうの山は男山ですね。
向こうからもこっちの山が目印になっていると思う。

この電車はなんだろう?初めて見た。

さらに歩いていきます。
道の脇に大きな石灯籠とその裏手に池があった。
何かがあった場所なのかな?

おっ、またトンネルがあった。

ここにトンネルの境目があります。
京都線の歴史を見ると、明治32年に複線化、昭和30年に複々線化が行われている。この境目は複々線化と時のものだと思います。たぶん。

反対側はアーチ状。

斜面部分もタイルで出来ている。

山端という名が付けられていた。
より大きな地図で 新之介の西国街道マップ2 を表示
(長岡京~高槻)
18.西国街道を歩く・神足
19.西国街道を歩く・友岡・調子
20.西国街道を歩く・円明寺とねじりまんぽ
21.西国街道を歩く・観音寺・山崎聖天
22.西国街道を歩く・山崎駅と離宮八幡宮
23.西国街道を歩く・大山崎山荘・宝寺
24.西国街道を歩く・サントリー山崎蒸溜所・椎尾神社
25.西国街道を歩く・関大明神社・東大寺
26.西国街道を歩く・広瀬・水無瀬神宮
27.西国街道を歩く・桜井・桜井駅跡
28.西国街道を歩く・神内・鉄道近代化遺産
29.西国街道を歩く・梶原・一乗寺・畑山神社
30.西国街道を歩く・鉄道近代化遺産・ねじりまんぽ
31.西国街道を歩く・下・檜尾山春日神社
32.西国街道を歩く・安満・磐手杜神社
(武庫川~宿川原間の記事はこちらから)
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2.西国街道を歩く・桜井
3.西国街道を歩く・半町~瀬川
4.西国街道を歩く・石橋
5.西国街道を歩く・北轟木~北今在家
6.西国街道を歩く・下河原
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8.西国街道を歩く・大鹿
9.西国街道を歩く・昆陽
10.西国街道を歩く・昆陽寺
11.西国街道を歩く・髭の渡し
(東へ)
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13.西国街道を歩く・芝(萱野三平旧邸)
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