摂津の浜町と別府を歩く

トカイナカ、浜町と別府

大阪市と摂津市の境界線近く、
摂津市浜町と別府の旧村地域を歩いてきました。


都会を走る幹線道路から一歩中に入るとこんな場所が残っています。
ここは摂津市浜町。


浜町と別府は旧安威（あい）川を挟んだお隣同士。
昔から行き来はあったと思われますが、
浜町は味舌（ました）村、別府は別府村になります。


現在の地図と重ねると、


現在の安威川が開削された川だということがよくわかります。
安威川改修工事は、明治４２年に起工、大正２年に竣工しています。


より大きな地図で 浜町・別府 を表示


さて、

手前が旧安威川。向こう側が 浜町 です。
中央に大きなお屋敷が見えます。


これがそのお屋敷。とても大きくて、きれいに補修されています。


庄屋さんだったのかな。


周りがブロック塀で囲まれていて、とてもいい状態で保存されていました。


これは水路の脇にあった道標です。これを解説しているサイトがあったのですが
見失ってしまってしまった。ごめんなさい。


さて、こちらは 別府 です。

いたるところに古い民家が残っています。


この角の蔵はきれいに修繕されていますね。


こちらは味府（あじふ）神社。


由緒ある神社です。


摂津には、味府・味生（あじふ）や味舌（ました）といった、
「味」が付く名前が多いのはなぜなんでしょうね？　素朴な疑問です。


向こうの楠がある場所が味府神社。手前に水路がありますが、
今も昔と変わらず、別府の町を囲むように水路が残っています。


常願寺です。旧別府村の中心に位置する寺院です。


その前の道沿いに中真神社があります。
ところでこれって何て読むんだろう？　…なかま？


ここお米屋さんなのかな？　ええ感じのお店です。


この地域を歩いていて、お地蔵さんが少ないと感じていたのですが
公園横でやっとひとつ見つけました。



旧村地域を歩いていて必ず見かける車除けの石。


石臼が定番ですが、これもよく見かけます。

これって、皆さんご存知？



唐臼（からうす）というものです。
常識だったかな？

もちろん私は…　　　最近知りました…　^^;



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