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ブログと著作権 2

2008年08月06日 13:15

ブログと著作権(2)

私の場合、所有している写真集の画像をスキャンしてアップすることが多いのですが、根本的にそれっていいんだろうか?と思い、恐る恐る調べてみました。

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昔の写真や絵は、著作権が切れていても所有権があるんじゃないかと思いがちです。著作権と所有権についてのいい事例がありましたので、下記サイトをご覧ください。

参考サイト
(社)著作権情報センター
http://www.cric.or.jp/qa/sodan/sodan7_qa.html


上記の事例で考えると、美術品の写真集を作る場合は所有者に使用料を払う必要があります。しかし、写真集を買った者が2次使用する場合、所蔵者の所有物そのものを利用しているわけではないので、所有権の問題にはならないというものです。

ということは…
著作権が切れた絵画や写真を写真集からスキャンしてブログにアップしていいの? と思ってしまいます。

上の判例で考えると、作品に著作権はなく、それを複写した写真にも著作権はなく、さらに所蔵している側の所有権もないことになります。あくまでも彫刻などの写真ではなく、平面の複写の場合です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

Q 「禁転載」の注意書きがあるものは引用できないの?
A 公表された著作物は「引用」して利用できる。
(驚き!引用であれば著作権侵害にはならないんだ)


Q 引用する場合、出所の明示はどのようにすればいいの?
A 引用した著作物の題名、著作者名などが読者が容易に分かるようにする必要がある。
(引用の中には資料も含まれるので写真も出所を明示すれば引用になるんですよね。)


Q 雑誌から著作権が切れた絵をコピーして利用する場合、発行者に許可はいるの?
A 発行者の了解は必要ないと考えられる。
(発行者には著作権法上の特別の権利は認められてないんですね。あくまでも部分使用の場合のようです。)


いかがだったでしょうか。意外と知らなかったことが多かったですよね。ブロガーの方は自分を守るためにも下記サイトを見ておくのもいいのではないでしょうか。

参考サイト
著作権なるほど質問箱
http://bushclover.nime.ac.jp/c-edu/index.html



※上記Q&Aは文章を短く簡潔にしています。記載の参考サイトでご確認ください。私は法律の素人ですので、ちゃんとご自身で判断してくださいね。法律を守れば何をしてもいいという訳ではありませんので、参考程度にしてください。

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コメント

  1. カオス | URL | -

    デリケートな問題

    私も近代建築の本から昔の写真をいくつかアップしてるんですが、
    出所を明記すればいいんですかね?

    参考サイトを読んでも、なかなかしっくりこないというか、説明がまどろっこしくてわかりにくいです。

    ブログに載せる行為は私的使用の範疇を越えるのかどうか、うーん
    なかなかデリケートな部分ですね。

  2. 新之介 | URL | u6i4c2k.

    あいまいですよね。

    カオスさん

    著作権ってわかりにくいですよね。
    著作権法だけを読んでも、読む人によって
    解釈がかわります。
    だから、どのサイトも判例を重要視している訳です。

    >出所を明記すればいいんですかね?

    私は法律の素人なのでお答えできませんが、
    著作権の制限規定の一つに「引用」があります。
    それを理解しておくことが大事ではないでしょうか。

  3. luckysun | URL | 4nygY/.M

    確かに難しいですね

    著作権の件、たしかに難しいですね。

    判断に迷うような事例の場合、一般的に権利者は自分に有利なように拡大解釈して権利を主張してきます。
    著作権や肖像権が認められない場合でも、あたかも権利があるかのごとく権利を主張してくることまであります。
    特に相手がある程度の規模の会社の場合、こちらが折れざるを得ない場合があります。
    それは、相手が経費をかけて訴訟する体力があるのに対して、弱小業者や個人にはそのような余裕がないからです。
    Q&Aの執筆者は基本的に弁護士です。
    従って、権利者側の依頼により、著作権保護の立場にたって弁護する業務が圧倒的に多いはずで、権利者寄りの回答が多いように思います。

    そこで、個々の法律の解釈よりも、法律そのものの大前提にもどって考えるのがいいのではないかと思います。
    それは、権利は自分で主張しないかぎり保護されないということです。
    簡単な例を2つあげます。

    1.
    土地の所有者が土地を放置していて、知らない間に誰かが者類を偽造して登記を変更し、事情を知らない第3者に転売してしまった場合、元の所有者はもう無償で土地を取り返すことはできません。空き地に囲いをし、所有者名を記した大きな看板が建てられているのは、このためです。

    2.
    現在、「阪急」の名を冠した社名、店名、商品名を無断で使用することはできません。ところが、どう考えての阪急系列には見えないのに、今でも「阪急~~」と言う店舗や施設が多数存在します。
    それは、かつて「阪急」の名を冠した商事会社に対して「阪急」の使用禁止を申し立てた際に、たとえ無断で「阪急」の名前を使用されたとしても、永年それを放置してきた場合、もはや権利を主張できないと言う判例に基ずくものです。
    阪急はこれに以後、電話帳などをこまめにチェックし、「阪急」の無断使用がないか監視する体制をとりました。
    (ちなみ、この判例では、同じ電鉄名でも「阪神」「南海」などは一般の地名なので、逆に自由に使えると言うお墨付きが与えられてしまいました)

    著作権に話を戻します。
    営利目的や明らかな著作権や肖像権の侵害では無く、判断に迷うようなケースの場合、少なくも出典を明記するなどの礼儀を尽くした上で、使用してよいのではないでしょうか。
    なにも、権利者の立場にたって自主規制する必要はないと思います。
    権利者は自分の権利を守るためには、それなりの努力をするべきだと考えます。
    事実、例えばWEB上でジャニーズ系タレントの写真は一部の例外を除き、全く見ることができません、
    極端な場合、出演する番組の公式サイトでさえ、そのタレントの写真のみが掲載されてないことまであります。
    これは事務所の努力によるものです。

    もちろん、権利者からの削除要請があれば真摯に対応することが大前提となりますが。

  4. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  5. 新之介 | URL | -

    自分で主張することが大事

    luckysunさん

    >権利は自分で主張しないかぎり保護されないということです。

    おっしゃるとおりだと思います。
    私自身も、著作権を調べる前と後では
    主張が変わりました。
    主張するかぎりは、自分自身でも法律を
    知ることが大事ですね。

    心強いコメントをありがとうございました。
    たいへん勇気付けられました。

  6. kotaro | URL | 8nGiSIKA

    アーカイブと著作権

    ネット時代が一般的になって約10年。それ以前と一番大きな違いは「コピー&ペースト」という技術が誰でも出来るようになり、慌てて著作権初め、原作者の権利をどのように保護するか、という問題だったのではないでしょうか。
    実際、新聞社から売れない作家までこの問題は付いて回っています。

    「良心」だけでは救済できませんですね。
    出典や引用を明らかにする。これは引用側の最大の努力として第3者に弁明するときに、判断の基準になるのではないでしょうか。
    私も過去の話は大好きですし、テーマがあってそれを掲載しないと何のことだか分からない。でも一々連絡を取りようにも限界があり、表現したくてもできないテーマがいっぱいありました。
    このブログを初めて見た時、なるほど、これは分かりやすいし、従来の日記ブログよりは一歩踏み出しているな、と感心しました。

    引用、転載で裁判所は今後いろんな判断をして行くと思います。される側に圧倒的優位を認めれば、何も書けない、載せられない状況になるでしょうし、反対だと何がオリジナルだかわからない。その狭間の中で表現者は努力していかなければならないのではないでしょうか。

  7. 新之介 | URL | -

    アーカイブと著作権

    kotaroさん

    今や、国民の10人に1人がブログを開設しているそうです。
    あくまでも数字上の単純計算ですが、
    それにしてもかなりの数になりますね。
    さらに、携帯でのプロフやmixi、YouTubeなど、
    周りにいるほとんどの人達が、
    世界中に情報発信している時代です。

    そんな時代、一人ひとりが著作権のことを理解して
    情報を発信していく必要があります。
    また、著作権を知ることは、
    情報発信の幅を広げることでもあるように思います。
    できないと思っていたことができることを知ったりします。
    もちろんその逆もあります。

    >その狭間の中で表現者は努力していかなければならないのではないでしょうか。

    その努力が著作権を知ることなのかなと思いました。

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