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渡邊邸(渡辺邸)解体へ

2012年09月29日 13:00

さよなら渡辺邸
解体準備がはじまりました。

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2012年9月29日の朝の渡辺邸です。

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裏の門が開いていたので中をのぞくと

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業者の方が清めの酒を撒いておられました。
解体を始める前の儀式です。
庭木の伐採から始まると思いますが
かなり広い敷地ですので解体に1週間くらいかかるかもしれません。

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正面の門です。

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ここから家の主が出入りすることはもうない。

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歴史を感じる乳金物。

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入八双金具のデザインも素晴らしい。

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渡辺邸の正式な漢字は「渡邊」になります。

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「見学撮影等一切厳禁」
建物の内部はほとんど公開されることがなかったので建物の詳細がよくわかっていません。専門家が調査せずにこのまま解体されてしまっていいのだろうか。

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敷地の南東角にある蔵です。

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今まで気づかなかったのですが軒下の板に渡邊の家紋が。

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蔵の屋根にも渡辺星。

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こちらにも。

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三つ星に一文字。家紋では星を●で表現しているのだそうです。

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北東角の建物。

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建物が建てられた約400年前からあったかもしれないくねくね道。

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この細い旧道沿いには水路が流れていたようです。

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ずっと昔は土壁だったのかもしれませんね。
白い壁と焼き板の黒のコントラストが美しい。

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桃瓦。これも厄除けなのでしょう。

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木造の建物の解体は始まったらすぐに終わってしまいます。

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古民家というのはいつかは無くなる運命なのかもしれませんが、
大阪市内で約400年も残った渡辺邸は
限りなく奇跡に近い建物だと思います。
それがこんなカタチで解体されてしまうとは…

最後まで見届けたいと思います。


(関連記事)
さよなら渡邊邸(渡辺邸)2012.11.10
渡邊邸(渡辺邸)母屋解体2012.10.11
渡邊邸(渡辺邸)母屋解体へ2012.10.10
渡邊邸(渡辺邸)解体中2012.10.06
渡辺邸が泣いている2012.10.03
渡邊邸(渡辺邸)解体へ2012.09.29
渡邉邸(渡辺邸)のいま2012.08.22
大阪府文化財指定の「渡辺邸」解体へ2012.04.26
三国の渡邊邸2009.06.29
facebook・渡辺邸(2009年6月撮影)

(関連サイト)
大阪市渡邊邸保存会
未来へつなごう、渡辺邸


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ダイビル本館の外壁復活

2012年09月18日 07:00

ダイビル本館の
外壁が再び現れる。


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田蓑橋南詰めです。
後ろに懐かしい色の外壁が!

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新築中のダイビル本館の低層部の外壁が姿を現しました。

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上にガラス張りのビルが突き出ていますが、低層部は明らかに昔の外壁です。

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アール部分も昔のままだ。

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一度はがした外壁レンガがここまで完成度高く再現できるとはびっくりです。聞くところによると旧本館の外壁の約8割が再利用されているのだとか。右側の段違いの部分も昔のまま。

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美しい曲線が見事に復活している。

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外壁のつなぎ目がわからない。見事です。

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窓枠も特注で作ったのでしょう。昔のイメージのままです。

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ここに鷲と少女の像のレリーフが取り付けられるのが楽しみだ。

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外壁だけを残す建て替えは賛否両論あると思いますが、
個人的には今回の建替え工事、予想以上に完成度が高いので安心しました。完成が待ち遠しい。


(関連記事)
大阪中之島 ダイビル本館1無題
大阪中之島 ダイビル本館2無題
ダイビル探検(1)混沌写真
ダイビル探検(2)混沌写真
ダイビル探検(3)混沌写真
大大阪・ダイビル本館阿房列車ピクトリアル
ダイビル、‥‥めっちゃカッコイイ!ゴリモンな日々
(↑これ2005年のゴリモンさんの記事。歴史を感じる)


(新之介の関連記事)
中之島ダイビルのファサード 2009.01.24
ダイビルの歴史 2009.03.09
クイズ!ダイビルの動物探し 2009.10.14
出た!中之島ダイビル・ウエスト 2009.10.27
ダイビル解体 2010.01.27
ダイビル解体2 2010.03.23
さよならダイビル 2010.05.02
ダイビル解体3 2010.06.24
ダイビル解体4 2010.07.01
中之島ダイビル・ウエストに大林組 2010.10.30
携帯百景 tag ダイビル解体
ダイビル本館工事進捗状況 2011.07.07
ダイビル本館が出現! 2012.01.12
ダイビル本館の外壁復活 2012.09.18


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千里丘陵を歩く・上新田の道標

2012年09月13日 01:00

千里丘陵を歩く(8)
上新田の道標

kamishinden_michi.png
大正12年測量の地図です。
地図上部の印は勝尾寺の参道にある大鳥居。大阪から勝尾寺にお参りするときは上新田を通るルートが近道だったのでしょう。ですので上新田にはいまでも道標がいくつか残っています。

(参考記事)「西国街道を歩く(15)小野原2010.11.26

kamishinden_04.png
上の地図の拡大です。

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A】現在、大阪方面から歩いてきて最初にあるのがこの道標。

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立てかけている柱には豊中最古の道標と書かれている。

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「右 ざい所 左 大坂へ三り」
「右 かちをし」
ざい所とは人が住んでいる所を指すのだそうです。旧上新田の中心の辺りを指しているのでしょうか。

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旧道沿いにある立派な門。

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B】すぐに道に埋もれた道標があります。

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「右 か」
後ろの柱には「勝尾寺街道道標 右 かちおし」と書かれている。

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右に道はありませんのでそのまま進めという事だと思います。あるいは元の場所から角度が変わってしまったのでしょうか。

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ここを左に曲がると昔は大きな屋敷が並んでいたようです。

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いい感じの瓦塀ですね。

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こちらにもいい門が残っている。

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昔の面影残るいい通りです。

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再び旧道に戻ってこちらは【C】の場所。

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橋の袂に道標があります。

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「右 さいでら 左 かちをじ」

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ちょっと気になる通り。

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狭い通りに隠れるように立派な門がある。

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徳林寺の入口にある石碑。
「徳本行者遺跡」と刻まれているらしい。

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寺は建て替えられてきれいになっている。

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建立は約180年前、勝尾寺に徳本行者という上人がおられ、各地を説教で回るなかで特に上新田を愛され、多くの村人たちを帰依されたといいます。

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ちょっと旧道から離れてここは上新田の墓地です。

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六地蔵の後ろに道標がある。

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「右 くま」
「左 大坂」

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「くま」とは熊野田村のことでしょう。
元はどこにあったかというと最初の地図の【D】の場所。
旧新田小学校の角の辺りにあったようです。

(参考ブログ)
「見本のまち」上新田 勝尾寺街道

国土変遷アーカイブ
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昭和23年の航空写真を限界以上に拡大してその場所を探してみました。
新田小学校の北側で道が分かれている。ここに道標があったのでしょう。

shinden_002.jpg
現在の航空写真と重ねるとこの場所になる。

shinden_003.png
地図と重ねるとこの場所です。

「Google マップのストリートビューより」
shinden_004.jpg
道標があったであろう場所に印をつけてみた。おそらくこの辺りでしょう。

さて、
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旧上新田村を通り抜けた場所にもひとつ道標があります。
この道標が新しく建てられたものですが、その後ろに古い道標がある。

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E】ほとんど解読困難だが
「右 いばらぎ」
「左 かちをじ」
と刻まれているのでしょう。

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いばらぎ方面へ歩いて行きます。

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ゆるやかな坂をのぼり、

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府道2号線を歩いて行きます。

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まっすぐ行くと山田です。

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この交差点で中国自動車道をくぐります。

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そして旧道を行きます。

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ここを右へ。

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歩道橋を渡ります。

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モノレールの山田駅です。

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山田駅を越えると

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二又に分かれる道がある。旧道は左です。

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橋を渡った所に道標がありました。

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F】山田三つ辻道標というそうです。

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「左 上新田 をか町 いたみ」

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「右 をの原村 かちを寺 妙見山 みのを いけだ 中山寺」

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今歩いてきた道が山田街道で北に向かう道が小野原街道というようです。

IMG_8872.jpg
交差点を渡りレンガ色の建物の横が旧道。

IMG_8873_20120909003741.jpg
ここから旧山田村に入って行きます。


より大きな地図で 新之介の北摂を歩く を表示


(千里丘陵を歩くシリーズ)
1.千里丘陵丘陵を歩く・江坂
2.千里丘陵を歩く・旧寺内村・観音寺
3.千里丘陵を歩く・旧石連寺村・住吉神社・興法寺
4.千里丘陵を歩く・下新田
5.千里丘陵を歩く・下新田・春日神社
6.千里丘陵を歩く・上新田の町並み
7.千里丘陵を歩く・上新田天神社・鎮守の森と宅地開発
8.千里丘陵を歩く・上新田の道標
9.千里丘陵を歩く・山田の変遷
10.千里丘陵を歩く・山田の町並みと紫雲寺と圓照寺
11.千里丘陵を歩く・伊射奈岐神社と山田の町並み
12.千里丘陵を歩く・佐井寺1
13.千里丘陵を歩く・佐井寺2


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