2011年12月26日 09:00
京街道を歩く(25)
樟葉と楠葉と葛葉

明治21・22年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

京阪樟葉駅から少し北へ歩いた所。
すこし隆起している上が京街道です。

線路で先の道は切れていますが、

ここから京街道を歩いて行きます。

ここに下へ下りれる小道がありますね。

京街道が堤防の上に整備された街道だということがよくわかります。

さて、街道はすぐにカーブします。

ここに旧京街道の石碑がある。

雰囲気がある街道だ。
町楠葉と呼ばれる街道沿いの地域は、通行人も多く旅館や飲食店などが軒を連ねていたといいます。

しかし、慶應4年の鳥羽伏見の戦いの時、その多くが焼かれてしまったとか。ですので、この地域の建物はほぼ明治以降に建てられたものだと思われます。

さて、京街道はこのまままっすぐですが、旧楠葉村を散策するためにこの先を右折します。

すぐに立派な松と大きな楠がある。

現在はマンションの敷地内になっていますが、

袂に祠があった。楠玉龍神となっていました。

こちらは建長寺。

創建は建長3年といいうから1251年です。

こちらは傅相寺の跡地だそうです。

慶應4年の兵火によって焼亡したのだとか。

旧地図にある字中村の方へ向かいます。
南村ではないかと思うのですが中村と称していた時代があったのでしょうか。

楠葉は南村、野田、樋の上、町楠葉、中の芝の5部落に分かれていて南村が本郷であると大阪府全志には書かれている。

旧南村は慶應4年の兵火を免れていて古い建物が多く残っています。

ついでに地名の話をちょこっと。
お気づきの方も多いと思いますが、地名は「楠葉」と書きますが駅名は「樟葉」です。

地名の表記を調べてみると「和名抄(931年 - 938年)」では「葛葉・久須波」との記されているようです。河内名所図会には「葛葉野」「樟葉宮」「楠葉渡口」と3つも出てくる。大阪府全志(大正11年)では「大字楠葉」として紹介されています。明治21・22年測量地図も「楠葉村」です。

で、樟葉小学校の沿革を見てみたら 「明治22年10月、市町村令の施行により楠葉村・舟橋村が合併して樟葉村となり校名も村立樟葉尋常小学校と改称。」とある。

で、再び「楠葉」になって今に至ります。ややこしい。
さて、

いい感じの街並みですね。

個人的に煙り出し屋根が好きなので

反対側からも!

旧村の真ん中に道路ができている。

こちらは立派な石積みです。

この辺りが村の南端。

昔は周辺に田園が広がっていたのでしょう。
今は住宅地に変わってしまいました。

旧道に入ってきました。

こちらは安養寺。天平年間(729-749)に行基によって開かれたとある。

こちらにちょっと変わったものが保存されていた。

これ、なんだかわかりますか?

塔の屋根の上に置いていた部材で上に宝珠を載せていたのだとか。
大阪府指定有形文化財です。

ここに宝珠が載っかっていたのか…

安養寺の向かいに楠葉保育園があった。
正面の建物がちょっと気になる。

こんな所に石仏がたくさんあった。
ここが定位置なのでしょうか。

住宅化が進んでいますがこんな場所もあった。
くずはタワーシティとのコントラストがよい。

ここから楠葉の氏神さんに向かいます。
より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
18.京街道を歩く・枚方宿・万年寺跡
19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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樟葉と楠葉と葛葉

明治21・22年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

京阪樟葉駅から少し北へ歩いた所。
すこし隆起している上が京街道です。

線路で先の道は切れていますが、

ここから京街道を歩いて行きます。

ここに下へ下りれる小道がありますね。

京街道が堤防の上に整備された街道だということがよくわかります。

さて、街道はすぐにカーブします。

ここに旧京街道の石碑がある。

雰囲気がある街道だ。
町楠葉と呼ばれる街道沿いの地域は、通行人も多く旅館や飲食店などが軒を連ねていたといいます。

しかし、慶應4年の鳥羽伏見の戦いの時、その多くが焼かれてしまったとか。ですので、この地域の建物はほぼ明治以降に建てられたものだと思われます。

さて、京街道はこのまままっすぐですが、旧楠葉村を散策するためにこの先を右折します。

すぐに立派な松と大きな楠がある。

現在はマンションの敷地内になっていますが、

袂に祠があった。楠玉龍神となっていました。

こちらは建長寺。

創建は建長3年といいうから1251年です。

こちらは傅相寺の跡地だそうです。

慶應4年の兵火によって焼亡したのだとか。

旧地図にある字中村の方へ向かいます。
南村ではないかと思うのですが中村と称していた時代があったのでしょうか。

楠葉は南村、野田、樋の上、町楠葉、中の芝の5部落に分かれていて南村が本郷であると大阪府全志には書かれている。

旧南村は慶應4年の兵火を免れていて古い建物が多く残っています。

ついでに地名の話をちょこっと。
お気づきの方も多いと思いますが、地名は「楠葉」と書きますが駅名は「樟葉」です。

地名の表記を調べてみると「和名抄(931年 - 938年)」では「葛葉・久須波」との記されているようです。河内名所図会には「葛葉野」「樟葉宮」「楠葉渡口」と3つも出てくる。大阪府全志(大正11年)では「大字楠葉」として紹介されています。明治21・22年測量地図も「楠葉村」です。

で、樟葉小学校の沿革を見てみたら 「明治22年10月、市町村令の施行により楠葉村・舟橋村が合併して樟葉村となり校名も村立樟葉尋常小学校と改称。」とある。

で、再び「楠葉」になって今に至ります。ややこしい。
さて、

いい感じの街並みですね。

個人的に煙り出し屋根が好きなので

反対側からも!

旧村の真ん中に道路ができている。

こちらは立派な石積みです。

この辺りが村の南端。

昔は周辺に田園が広がっていたのでしょう。
今は住宅地に変わってしまいました。

旧道に入ってきました。

こちらは安養寺。天平年間(729-749)に行基によって開かれたとある。

こちらにちょっと変わったものが保存されていた。

これ、なんだかわかりますか?

塔の屋根の上に置いていた部材で上に宝珠を載せていたのだとか。
大阪府指定有形文化財です。

ここに宝珠が載っかっていたのか…

安養寺の向かいに楠葉保育園があった。
正面の建物がちょっと気になる。

こんな所に石仏がたくさんあった。
ここが定位置なのでしょうか。

住宅化が進んでいますがこんな場所もあった。
くずはタワーシティとのコントラストがよい。

ここから楠葉の氏神さんに向かいます。
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(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
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8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
18.京街道を歩く・枚方宿・万年寺跡
19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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2011年12月23日 12:30
京街道を歩く(24)
下島・上島・樋之上
片埜(かたの)神社の辺りから樟葉方面へ歩いていきます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。
「河内名所図会・交野神社」より

河内名所図会に描かれている片埜神社です。東門の先の鳥居の向こうに社が2つ並んでいる。

そのひとつが朝原神社。

猿田彦大神を祀っているようです。

中をのぞかせてもらった。

鳥居には天明五乙巳龍舎九月吉と刻まれている。1785年です。

こちらは瘡(くさ)神社。

「瘡」とは皮膚のできもの、はれものの意味があるようで、ご神徳は皮ふ病治療だとか。

中をのぞかせていただいた。

昔はこの道に鳥居が2つあったのでしょう。

さて、京街道に戻ります。穂谷川の堤防です。

明治橋を渡ります。

京街道は川沿いを行きますが、ちょっと脇道に入ってみた。

二又に分かれる道の角に何かある。

道標のようですね。
左 帝釋(釈)天参道
この先の青岸寺に帝釈天堂があるようです。

京街道は京阪牧野駅の横を通っています。
駅前は再開発中のようです。

踏切を渡り、

すぐ右折。旧地図でもまっすぐな道になっていますが、京街道の上を京阪電車が走っています。

線路を挟んだ両側に古い家が続いています。

旧下島村。この道は線路の東側です。

こちらは西側。

煙り出し屋根でいいです。

昔から道幅がかなりあったのかもしれませんね。

線路沿いを歩いて来ると踏切があり、

京街道は踏切をわたらず道なりに。

この辺りが旧上島村。

しばらく歩くと突き当たりに地蔵尊と道標が現れます。

昔はここに橋があり、その袂にこれらがあったのでしょう。

八幡宮はもちろん石清水八幡宮のことです。

船橋川。

土手の下に墓地があったので立ち寄りました。

成雲寺橋。

古い墓石が並んでいました。

樟葉側道橋を渡ります。

古い家が現れた。樋之上です。

府道13号線を車で走っている方はこの蔵が印象に残っているかも。

盛土で道路が屋根の高さに近いところを通っている。

京街道は船橋川沿いをすこし戻り、ここを下ります。

脇に地蔵尊がある。

すぐに府道と合流します。
角に火の見櫓があった。

盛土のために家が低い位置にある。

珍しい看板があった。
果汁の精(米へんに�)ノーベルジュース糖と
カゴメトマトジュース。

さて、淀川の堤防沿いの道です。
対岸に見える山は天王山。

やっと樟葉にやってきました。
より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
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19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
27.京街道を歩く・樟葉台場跡・久修園院
28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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下島・上島・樋之上
片埜(かたの)神社の辺りから樟葉方面へ歩いていきます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。
「河内名所図会・交野神社」より

河内名所図会に描かれている片埜神社です。東門の先の鳥居の向こうに社が2つ並んでいる。

そのひとつが朝原神社。

猿田彦大神を祀っているようです。

中をのぞかせてもらった。

鳥居には天明五乙巳龍舎九月吉と刻まれている。1785年です。

こちらは瘡(くさ)神社。

「瘡」とは皮膚のできもの、はれものの意味があるようで、ご神徳は皮ふ病治療だとか。

中をのぞかせていただいた。

昔はこの道に鳥居が2つあったのでしょう。

さて、京街道に戻ります。穂谷川の堤防です。

明治橋を渡ります。

京街道は川沿いを行きますが、ちょっと脇道に入ってみた。

二又に分かれる道の角に何かある。

道標のようですね。
左 帝釋(釈)天参道
この先の青岸寺に帝釈天堂があるようです。

京街道は京阪牧野駅の横を通っています。
駅前は再開発中のようです。

踏切を渡り、

すぐ右折。旧地図でもまっすぐな道になっていますが、京街道の上を京阪電車が走っています。

線路を挟んだ両側に古い家が続いています。

旧下島村。この道は線路の東側です。

こちらは西側。

煙り出し屋根でいいです。

昔から道幅がかなりあったのかもしれませんね。

線路沿いを歩いて来ると踏切があり、

京街道は踏切をわたらず道なりに。

この辺りが旧上島村。

しばらく歩くと突き当たりに地蔵尊と道標が現れます。

昔はここに橋があり、その袂にこれらがあったのでしょう。

八幡宮はもちろん石清水八幡宮のことです。

船橋川。

土手の下に墓地があったので立ち寄りました。

成雲寺橋。

古い墓石が並んでいました。

樟葉側道橋を渡ります。

古い家が現れた。樋之上です。

府道13号線を車で走っている方はこの蔵が印象に残っているかも。

盛土で道路が屋根の高さに近いところを通っている。

京街道は船橋川沿いをすこし戻り、ここを下ります。

脇に地蔵尊がある。

すぐに府道と合流します。
角に火の見櫓があった。

盛土のために家が低い位置にある。

珍しい看板があった。
果汁の精(米へんに�)ノーベルジュース糖と
カゴメトマトジュース。

さて、淀川の堤防沿いの道です。
対岸に見える山は天王山。

やっと樟葉にやってきました。
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(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
3.京街道を歩く・一里塚・専教寺・正迎寺
4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
12.京街道を歩く・河内名所図絵
13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
15.京街道を歩く・出口・光善寺
16.京街道を歩く・枚方宿
17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
18.京街道を歩く・枚方宿・万年寺跡
19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
20.京街道を歩く・枚方宿・岡・岡新町
21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
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28.京街道を歩く・橋本
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34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
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36.京街道を歩く・上鳥羽
37.京街道を歩く・東寺
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2011年12月19日 08:00
京街道を歩く(23)
三栗・阪・片埜神社
今回は三栗から片埜神社へ向かいます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

府道から細い道に入っていきます。これが旧京街道。

三栗地域です。

「三栗」と書いて「めぐり」と読みます。珍しい読み方ですね。

元は小倉村の字地だったようです。

浄土宗 清傅寺。

横には地蔵堂がある。

こちらが本堂。

境内には古そうな石仏が並んでいました。

三栗地域は落ち着いた町並み。

ゆるいカーブが

続いていきます。

こちらの庭先には古そうな石仏があった。

前川踏切です。

蔵が見えてきた。

いい感じのアプローチですね。

さて、しばらく歩くと常夜灯があった。

鳥居の柱でしょうか。

根元から折れてしまったようです。ここからが片埜神社の参道のようですね。京街道を外れて参道を歩いていくことにしました。

阪今池公園を越えるとその先に橋が現れる。

馬場前橋、川は穂谷川です。

牧野阪地域に入りました。旧阪村です。

向こうの森は片埜神社。

ちょっと横の脇道に入ってみましょう。

地蔵尊があった。

こういう細い路地はいいですね。

さて、神社に向かいます。

片埜神社です。「かたの」と読みます。

国指定重要文化財の本殿が修理工事をしているようです。

こちらは南門。

桃山時代のもので府指定文化財のようです。

手水舎の水盤に一之宮とあります。

元は「片野神社」と称していたようですが、長い間「一宮」と呼ばれていました。明治に入って「片埜神社」と称するようになったようです。

この日はたまたま境内でランチュウの品評会をしていました。

綺麗ですね。頭がもこもこだけど。

拝殿の前に古い石灯籠がある。

こちらも府指定文化財のようです。

拝殿です。
「河内名所図会・交野神社」より

ここでは「交野神社」となっていました。「一宮ともいふ」とも書かれています。

本殿です。

豊臣秀吉が大阪城築城に際して鬼門鎮護の社と定めたとある。また、本殿は豊臣秀頼が再建したものだとか。現在は綺麗に補修された後のようですね。最後の日付が修理工事の完成予定の平成23年になっている。2年後ですね。別にいいんですけど。

古い神社だけに外壁もなかなかいい感じです。

木製の扉もいいです。

東側の鳥居です。

東門も桃山時代のもので府指定文化財のようです。

この門は棟門(むなもん)といわれる様式で地震や台風などにはあまり強くないようで、この時代のものが残っているのは珍しいそうです。

なかなか立派な門です。河内名所図会にも描かれていますね。図会を見ると東門の先に鳥居と社が2つ描かれていてる。次回はそちらにも立ち寄ります。
より大きな地図で 新之介の京街道 を表示
(守口~京橋~高麗橋)
42.京街道を歩く・高麗橋
41.京街道を歩く・京橋
40.京街道を歩く・関目・野江
39.京街道を歩く・土居・今市・森小路
38.京街道を歩く・守口~京橋の地図
(守口~京へ)
1.京街道を歩く・守口の文禄堤
2.京街道を歩く・難宗寺・盛泉寺
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4.京街道を歩く・八坂瓊神社・大庭七番
5.京街道を歩く・大日村
6.京街道を歩く・大庭五番・大庭二番村
7.京街道を歩く・大庭一番・佐太天神宮
8.京街道を歩く・来迎寺と松
9.京街道を歩く・仁和寺村
10.京街道を歩く・点野・茨田樋遺跡
11.京街道を歩く・太間・茨田堤の碑
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13.京街道を歩く・木屋・鞆呂岐神社
14.京街道を歩く・出口
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17.京街道を歩く・枚方宿・鍵屋
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19.京街道を歩く・淀川両岸一覧・枚方駅
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21.京街道を歩く・天ノ川・磯島
22.京街道を歩く・渚の院・御殿山神社
23.京街道を歩く・三栗・阪・片埜神社
24.京街道を歩く・下島・上島・樋之上
25.京街道を歩く・樟葉
26.京街道を歩く・樟葉宮旧跡・交野天神社
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28.京街道を歩く・橋本
29.京街道を歩く・橋本~御幸橋
30.京街道を歩く・石清水八幡宮
31.京街道を歩く・美豆・淀
32.京街道を歩く・淀城跡・淀納所
33.京街道を歩く・富森・横大路
34.京街道を歩く・下鳥羽・月の桂
35.京街道を歩く・鳥羽伏見の戦いと下鳥羽
36.京街道を歩く・上鳥羽
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三栗・阪・片埜神社
今回は三栗から片埜神社へ向かいます。

明治21年測量の地図です。

現在の地図と重ねると

このようになる。

府道から細い道に入っていきます。これが旧京街道。

三栗地域です。

「三栗」と書いて「めぐり」と読みます。珍しい読み方ですね。

元は小倉村の字地だったようです。

浄土宗 清傅寺。

横には地蔵堂がある。

こちらが本堂。

境内には古そうな石仏が並んでいました。

三栗地域は落ち着いた町並み。

ゆるいカーブが

続いていきます。

こちらの庭先には古そうな石仏があった。

前川踏切です。

蔵が見えてきた。

いい感じのアプローチですね。

さて、しばらく歩くと常夜灯があった。

鳥居の柱でしょうか。

根元から折れてしまったようです。ここからが片埜神社の参道のようですね。京街道を外れて参道を歩いていくことにしました。

阪今池公園を越えるとその先に橋が現れる。

馬場前橋、川は穂谷川です。

牧野阪地域に入りました。旧阪村です。

向こうの森は片埜神社。

ちょっと横の脇道に入ってみましょう。

地蔵尊があった。

こういう細い路地はいいですね。

さて、神社に向かいます。

片埜神社です。「かたの」と読みます。

国指定重要文化財の本殿が修理工事をしているようです。

こちらは南門。

桃山時代のもので府指定文化財のようです。

手水舎の水盤に一之宮とあります。

元は「片野神社」と称していたようですが、長い間「一宮」と呼ばれていました。明治に入って「片埜神社」と称するようになったようです。

この日はたまたま境内でランチュウの品評会をしていました。

綺麗ですね。頭がもこもこだけど。

拝殿の前に古い石灯籠がある。

こちらも府指定文化財のようです。

拝殿です。
「河内名所図会・交野神社」より

ここでは「交野神社」となっていました。「一宮ともいふ」とも書かれています。

本殿です。

豊臣秀吉が大阪城築城に際して鬼門鎮護の社と定めたとある。また、本殿は豊臣秀頼が再建したものだとか。現在は綺麗に補修された後のようですね。最後の日付が修理工事の完成予定の平成23年になっている。2年後ですね。別にいいんですけど。

古い神社だけに外壁もなかなかいい感じです。

木製の扉もいいです。

東側の鳥居です。

東門も桃山時代のもので府指定文化財のようです。

この門は棟門(むなもん)といわれる様式で地震や台風などにはあまり強くないようで、この時代のものが残っているのは珍しいそうです。

なかなか立派な門です。河内名所図会にも描かれていますね。図会を見ると東門の先に鳥居と社が2つ描かれていてる。次回はそちらにも立ち寄ります。
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