このエントリーをはてなブックマークに追加

ぶらり大阪地形さんぽ

2018年02月07日 19:00

ぶらり歩いてもうすぐ一年

産経新聞大阪版の夕刊に毎月最初の月曜日に連載をさせていただいている「ぶらり大阪地形さんぽ」もありがたいことにもうすぐ一周年になります。毎回うれしくてスマホでパシャっと撮っていたのですが、遠方の方とか読めないと思うのでまとめてちらっと。

sankei_01.jpg

sankei_02.jpg

sankei_03.jpg

sankei_04.jpg

sankei_05.jpg

sankei_06.jpg
※鍋塚古墳は円墳ではなく方墳が正しい。

sankei_07.jpg

sankei_08.jpg

sankei_09.jpg

sankei_10.jpg

sankei_11.jpg

毎月最初の月曜日は産経新聞(大阪版)の夕刊を!

スポンサーサイト
このエントリーをはてなブックマークに追加

『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 広域編』

2017年08月29日 00:00

DSC_4726.jpg
凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 広域編』9月5日(火)に発売されます。とてもありがたいことに2冊目です。カバーの文字色は緑からオレンジへ。

IMG_9334.jpg
前著では、上町台地を中心に【 大阪城/道頓堀/大阪駅/天王寺/阿倍野/住吉大社/仁徳天皇陵古墳/十三/千里丘陵/柏原/石切/川西・伊丹 】の高低差を辿りましたが、今回はさらに広げて、エリア数も前回の12から14に拡大、さらに小探検として5エリアを紹介しています。各エリアでは古代まで遡り、地域の豪族や町のなりたちの話を中心にまとめています。もちろん、できるだけわかりやすくを心がけて解説していますので、歴史に詳しい方にはちょっと物足りない部分があるかも知れませんが、その辺りはお許しを…。また、大阪層群など地質に関してもわかりやすく解説しています。

とりあえず(目次)は↓こんな感じ。

Ⅰ 大阪の地形の魅力 高低差概論

1 大阪の古層を辿る
ミルフィーユのような大阪層群/京都も奈良も海だった/古道と旧道のくねくね道/
古墳と最先端土木技術集団/消えた河内の巨大池と汀線

2 中世から近代の高低差
摂河泉と城郭の移り変わり/寺内町の高低差/
水と戦い続けた歴史/酒どころは水どころ

3 地形散歩という名の小探検
低地に点在する山々/河内湖の名残を辿る〈深野池跡〉/旧大和川跡と遊水地〈花園〉/
環濠自治都市を辿る〈平野〉/古堤街道を辿る〈京橋〉

Ⅱ 大阪の高低差を歩く 広域編 

北摂の高低差
①丘陵地の縁を辿る[ 豊中 ]
②断層と地溝帯[ 箕面 ]
③千里丘陵の凹凸を辿る[ 茨木・万博公園 ]

古代との対話
④星降る伝説が残る町[ 交野 ]
⑤応神天皇陵古墳と断層[ 古市 ]
⑥王家が眠る谷[ 二上山 ]

微高地を辿る
⑦神崎川付け替えと文禄堤[ 神崎川・守口 ]
⑧海岸線と砂州列を辿る[ 尼崎 ]

城と寺内町の高低差
⑨段丘崖を辿る[ 枚方 ]
⑩古墳群と高槻城[ 高槻・富田 ]
⑪天王山と男山[ 大山崎 ]
⑫五月山と段丘崖[ 池田 ]
⑬岸和田城と貝塚寺内町[ 岸和田・貝塚 ]
⑭河岸段丘と寺内町[ 富田林 ]



IMG_9337.jpg
今回も地図の作製は杉浦貴美子さんにお願いしました。とても素敵な地図になってます。ちなみに、いま開いているページは二上山(にじょうざん)。後ろの背景にある白い塊は屯鶴峯(どんずるぼう)の凝灰岩が露出している場所です。

IMG_9370.jpg
本をのけるとこんな場所。凝灰岩のシマシマの層が観察できます。
ここで、ひとり三脚立てて↓こんなのを撮ってました。

IMG_9348.jpg
凝灰岩は加工しやすいので、古墳時代は石切り場に、奈良時代は石窟寺院ができ、近代には軍の巨大地下壕がつくられたりと、じっくり取り上げると紙面がまったく足りなくなるような場所。そうそう、私はカメラ小僧でもあるので、とにかく写真もいっぱいです。

IMG_9352.jpg
前著では仁徳天皇陵古墳周辺を取り上げましたが、今回は応神天皇陵古墳周辺を取り上げています。

IMG_9360.jpg
古市古墳群の中には、城に転用されていた古墳がいくつかありますが、中でも高屋城は有名なのでそれに関しても痕跡探しなどを…。

IMG_9454.jpg
基本的には、前著を読んでいなくても「広域編」だけで完結するように作っています。ですので「2」ではなく「広域編」にしました。

IMG_9384.jpg
旅行ガイドブックなどでは紹介されないような写真がたくさん載っています。全エリアを読まなくても、地図と写真を見ているだけで結構楽しめるかも。書店に並びましたらお手に取っていただけると嬉しいです。

で、
タイミングが偶然に重なったのですが、
buratamori.jpg
「大阪」と「大坂城・真田丸スペシャル」が収録された「ブラタモリ・10」9月15日に発売されます。お恥ずかしいですが、私もちょこちょこ出ております。「大坂城・真田丸スペシャル」で紹介された松江歴史館の絵図は「ブラタモリ」本にしっかり載っていますが、「浅野文庫所蔵 諸国当城之図」の「真田丸(摂津)」の絵図は、緑色の前著に載っていますので合わせて見るのもありかと…。


(おまけ)
クリアファイル
出版社の洋泉社さんにA5サイズのクリアファイルを2種類作っていただきました。デザインは私が。大阪市内の一部大型店舗で、特典としてクリアファイルがもらえます。なお数に限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。(書店さんへの納品が5日になると聞いているので、朝早くお店に行ってもまだ届いていない可能性があるのでお気をつけ下さい)


  


【書店様へ】
書店様用販促POP配布中!!

A4_01mini.jpg

A4_02mini.jpg

A4_03mini.jpg

ダウンロードはこちらから↓
【書店様用POPダウンロード(大阪高低差地形散歩広域編)】



【関連記事】
【大阪の地形本】凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 2016年05月22日


このエントリーをはてなブックマークに追加

【大阪の地形本】凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

2016年05月22日 23:30

BAL_3460.jpg
『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩』が5月27日(金)に発売されます。表紙を見てお気づきの方も多いかと思いますが、東京スリバチ学会会長・皆川典久氏の著書『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』シリーズと同じ洋泉社からの出版です。地図の作製も同じく杉浦貴美子さんで、とても素敵な地図になっています。

BAL_3465_1.jpg
広域地図を見ていただくとわかるように、上町台地の高低差はもちろん、道頓堀や十三などの低地にもスポットを当てています。さらに、生駒山麓エリアや千里丘陵、伊丹段丘の一部も取り上げました。もっと紹介したいエリアは数多くあるのですが、苦渋の選択です。

BAL_3473_1.jpg
観光スポットの紹介ではなく、あくまでも地形の変化を楽しむための構成になっていますので、地味なエリアの写真が多いです。

目次

Ⅰ 大阪の地形の魅力 高低差概論

1 砂州の上にできた大阪
東京と大阪の地形/海の底だった大阪/潮流の難所だった難波/地名に隠された土地の記憶/古代大阪は先端土木都市

2 母なる上町台地の記憶
上町台地と上町断層/ヤマト政権の外港と官道/埋もれた幻の難波宮/消えた上町台地の谷/坂の上にあった大坂/秀吉が選んだ天然の要害

3 地形歩きの極意
様々な視点で地形を楽しむ/◆高低差エレメント視点/◆アースダイバー視点/◆スリバチ地形視点/◆路地歩き視点/◆暗渠・川・水路跡視点/◆境界線視点/◆ドンツキ視点

Ⅱ 大阪の高低差を歩く  

大坂のはじまりの地
①上町台地の最先端[ 大阪城 ]
②堀川開削と町の拡張[ 道頓堀 ]
③低湿地と砂州を巡る[ 大阪駅 ]

上町台地の高低差巡り
④丘の上からの夕陽[ 天王寺 ]
⑤自然地形の谷巡り[ 阿倍野 ]
⑥古代地形を巡る[ 住吉大社 ]

水辺の跡に誘われて
⑦堺と古墳の丘[ 仁徳天皇陵古墳 ]
⑧消えた旧中津川[ 十三 ]

古代の海岸線を辿る
⑨スリバチ地形と湧水の丘[ 千里丘陵 ]
⑩大和の玄関口[ 柏原 ]
⑪河内を見守る生駒山地[ 石切 ]
⑫伊丹段丘の崖巡り[ 川西・伊丹 ]

[特別寄稿]皆川典久



BAL_3486.jpg
表紙にもなっている上町台地の先端部ですが、このエリアの古層には重要な遺跡が数多く眠っていますよね。このエリアだけでも本が一冊書けると思いますが、地形的にも変化に富んだ面白いエリアです。

BAL_3469_1.jpg
大阪駅のエリアは、低地と天満砂州のエリアがよくわかりますね。大阪駅は湿地帯だったので高架駅になって以降は、地盤沈下が深刻な問題になっていました。そんな事も書いています。

BAL_3495.jpg
湧水地が多かった上町台地ですが、現在確認できるのは天下茶屋の崖下のみです。ここは国有地で長い間空き地になっていましたが、開発が決まったと聞いています。今のうちに見ておいた方がいいかもですよ。

BAL_3511.jpg
東京では、地形本や雑誌が数多く出版されていますが、大阪にはそのような本がほとんどなかったように思います。名所旧跡を歩く歴史散歩とは違う切り口で、大阪の町の魅力をまとめてみました。書店に並びましたらお手に取っていただけると嬉しいです。