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『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 広域編』

2017年08月29日 00:00

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凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 広域編』9月5日(火)に発売されます。とてもありがたいことに2冊目です。カバーの文字色は緑からオレンジへ。

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前著では、上町台地を中心に【 大阪城/道頓堀/大阪駅/天王寺/阿倍野/住吉大社/仁徳天皇陵古墳/十三/千里丘陵/柏原/石切/川西・伊丹 】の高低差を辿りましたが、今回はさらに広げて、エリア数も前回の12から14に拡大、さらに小探検として5エリアを紹介しています。各エリアでは古代まで遡り、地域の豪族や町のなりたちの話を中心にまとめています。もちろん、できるだけわかりやすくを心がけて解説していますので、歴史に詳しい方にはちょっと物足りない部分があるかも知れませんが、その辺りはお許しを…。また、大阪層群など地質に関してもわかりやすく解説しています。

とりあえず(目次)は↓こんな感じ。

Ⅰ 大阪の地形の魅力 高低差概論

1 大阪の古層を辿る
ミルフィーユのような大阪層群/京都も奈良も海だった/古道と旧道のくねくね道/
古墳と最先端土木技術集団/消えた河内の巨大池と汀線

2 中世から近代の高低差
摂河泉と城郭の移り変わり/寺内町の高低差/
水と戦い続けた歴史/酒どころは水どころ

3 地形散歩という名の小探検
低地に点在する山々/河内湖の名残を辿る〈深野池跡〉/旧大和川跡と遊水地〈花園〉/
環濠自治都市を辿る〈平野〉/古堤街道を辿る〈京橋〉

Ⅱ 大阪の高低差を歩く 広域編 

北摂の高低差
①丘陵地の縁を辿る[ 豊中 ]
②断層と地溝帯[ 箕面 ]
③千里丘陵の凹凸を辿る[ 茨木・万博公園 ]

古代との対話
④星降る伝説が残る町[ 交野 ]
⑤応神天皇陵古墳と断層[ 古市 ]
⑥王家が眠る谷[ 二上山 ]

微高地を辿る
⑦神崎川付け替えと文禄堤[ 神崎川・守口 ]
⑧海岸線と砂州列を辿る[ 尼崎 ]

城と寺内町の高低差
⑨段丘崖を辿る[ 枚方 ]
⑩古墳群と高槻城[ 高槻・富田 ]
⑪天王山と男山[ 大山崎 ]
⑫五月山と段丘崖[ 池田 ]
⑬岸和田城と貝塚寺内町[ 岸和田・貝塚 ]
⑭河岸段丘と寺内町[ 富田林 ]



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今回も地図の作製は杉浦貴美子さんにお願いしました。とても素敵な地図になってます。ちなみに、いま開いているページは二上山(にじょうざん)。後ろの背景にある白い塊は屯鶴峯(どんずるぼう)の凝灰岩が露出している場所です。

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本をのけるとこんな場所。凝灰岩のシマシマの層が観察できます。
ここで、ひとり三脚立てて↓こんなのを撮ってました。

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凝灰岩は加工しやすいので、古墳時代は石切り場に、奈良時代は石窟寺院ができ、近代には軍の巨大地下壕がつくられたりと、じっくり取り上げると紙面がまったく足りなくなるような場所。そうそう、私はカメラ小僧でもあるので、とにかく写真もいっぱいです。

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前著では仁徳天皇陵古墳周辺を取り上げましたが、今回は応神天皇陵古墳周辺を取り上げています。

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古市古墳群の中には、城に転用されていた古墳がいくつかありますが、中でも高屋城は有名なのでそれに関しても痕跡探しなどを…。

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基本的には、前著を読んでいなくても「広域編」だけで完結するように作っています。ですので「2」ではなく「広域編」にしました。

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旅行ガイドブックなどでは紹介されないような写真がたくさん載っています。全エリアを読まなくても、地図と写真を見ているだけで結構楽しめるかも。書店に並びましたらお手に取っていただけると嬉しいです。

で、
タイミングが偶然に重なったのですが、
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「大阪」と「大坂城・真田丸スペシャル」が収録された「ブラタモリ・10」9月15日に発売されます。お恥ずかしいですが、私もちょこちょこ出ております。「大坂城・真田丸スペシャル」で紹介された松江歴史館の絵図は「ブラタモリ」本にしっかり載っていますが、「浅野文庫所蔵 諸国当城之図」の「真田丸(摂津)」の絵図は、緑色の前著に載っていますので合わせて見るのもありかと…。


(おまけ)
クリアファイル
出版社の洋泉社さんにA5サイズのクリアファイルを2種類作っていただきました。デザインは私が。大阪市内の一部大型店舗で、特典としてクリアファイルがもらえます。なお数に限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。(書店さんへの納品が5日になると聞いているので、朝早くお店に行ってもまだ届いていない可能性があるのでお気をつけ下さい)


  


【書店様へ】
書店様用販促POP配布中!!

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ダウンロードはこちらから↓
【書店様用POPダウンロード(大阪高低差地形散歩広域編)】



【関連記事】
【大阪の地形本】凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩 2016年05月22日


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【大阪の地形本】凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

2016年05月22日 23:30

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『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩』が5月27日(金)に発売されます。表紙を見てお気づきの方も多いかと思いますが、東京スリバチ学会会長・皆川典久氏の著書『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』シリーズと同じ洋泉社からの出版です。地図の作製も同じく杉浦貴美子さんで、とても素敵な地図になっています。

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広域地図を見ていただくとわかるように、上町台地の高低差はもちろん、道頓堀や十三などの低地にもスポットを当てています。さらに、生駒山麓エリアや千里丘陵、伊丹段丘の一部も取り上げました。もっと紹介したいエリアは数多くあるのですが、苦渋の選択です。

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観光スポットの紹介ではなく、あくまでも地形の変化を楽しむための構成になっていますので、地味なエリアの写真が多いです。

目次

Ⅰ 大阪の地形の魅力 高低差概論

1 砂州の上にできた大阪
東京と大阪の地形/海の底だった大阪/潮流の難所だった難波/地名に隠された土地の記憶/古代大阪は先端土木都市

2 母なる上町台地の記憶
上町台地と上町断層/ヤマト政権の外港と官道/埋もれた幻の難波宮/消えた上町台地の谷/坂の上にあった大坂/秀吉が選んだ天然の要害

3 地形歩きの極意
様々な視点で地形を楽しむ/◆高低差エレメント視点/◆アースダイバー視点/◆スリバチ地形視点/◆路地歩き視点/◆暗渠・川・水路跡視点/◆境界線視点/◆ドンツキ視点

Ⅱ 大阪の高低差を歩く  

大坂のはじまりの地
①上町台地の最先端[ 大阪城 ]
②堀川開削と町の拡張[ 道頓堀 ]
③低湿地と砂州を巡る[ 大阪駅 ]

上町台地の高低差巡り
④丘の上からの夕陽[ 天王寺 ]
⑤自然地形の谷巡り[ 阿倍野 ]
⑥古代地形を巡る[ 住吉大社 ]

水辺の跡に誘われて
⑦堺と古墳の丘[ 仁徳天皇陵古墳 ]
⑧消えた旧中津川[ 十三 ]

古代の海岸線を辿る
⑨スリバチ地形と湧水の丘[ 千里丘陵 ]
⑩大和の玄関口[ 柏原 ]
⑪河内を見守る生駒山地[ 石切 ]
⑫伊丹段丘の崖巡り[ 川西・伊丹 ]

[特別寄稿]皆川典久



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表紙にもなっている上町台地の先端部ですが、このエリアの古層には重要な遺跡が数多く眠っていますよね。このエリアだけでも本が一冊書けると思いますが、地形的にも変化に富んだ面白いエリアです。

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大阪駅のエリアは、低地と天満砂州のエリアがよくわかりますね。大阪駅は湿地帯だったので高架駅になって以降は、地盤沈下が深刻な問題になっていました。そんな事も書いています。

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湧水地が多かった上町台地ですが、現在確認できるのは天下茶屋の崖下のみです。ここは国有地で長い間空き地になっていましたが、開発が決まったと聞いています。今のうちに見ておいた方がいいかもですよ。

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東京では、地形本や雑誌が数多く出版されていますが、大阪にはそのような本がほとんどなかったように思います。名所旧跡を歩く歴史散歩とは違う切り口で、大阪の町の魅力をまとめてみました。書店に並びましたらお手に取っていただけると嬉しいです。



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名古屋スリバチ学会・凸凹散歩事始め

2015年03月29日 00:01

名古屋スリバチ学会・凸凹散歩
名古屋の地形を歩いてきました

神戸高低差学会、京都高低差崖会と紹介してきましたが、作業する時間がなくてお蔵入りになっていた名古屋でのフィールドワークを紹介しようと思います。かなり遅くなりましたが、1/31(土) に行われた「凸凹散歩事始め 名古屋スリバチ学会・フィールドワークの一年の成果を振りかえる」に行ったときのレポートです。

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名古屋に行くなら一度は乗ってみたかった近鉄のアーバンライナー。やっと乗れました。安くて快適。

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で、会場にやってきました。「ス」と「八」で「スリバチ」。ところで「八」って何だろうとずっと思っていたのですが、フィールドワークでその謎が解けました。

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うむ、このゆるい字がいいです。

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中に入るといままでのフィールドワークの記録がちゃんとまとめてある。

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手書きで書かれているところが新鮮。

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【第一部】は、これまでのフィールドワーク報告で、古橋さんと鈴木さんの掛け合いが見事なプレゼンテーションでした。

【第二部】は、ミニフィールドワーク。
「名古屋 新栄から泉と山を見つけに行こう」と題し、約1時間ほど微地形を散策しました。

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いきなりトタンの壁面の前で足を止める一行。

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公園前で立ち止まる一行。

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ここは「どんぐりひろば」といって、公園法で定められた公園ではなく、市が設置補助している児童の遊び場だそうで、このような広場をちょこちょこ見かけました。黄色い柵がその目印っぽい。

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千郷町交差点からゆるやかな坂道を進みます。

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掘割っぽい中央本線を超えてゆく。

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アールの歩道橋がおしゃれだ。

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やっと地形歩きっぽくなってきた。

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こんなところは下にいきたくなりますよね。

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トタンをパチリ。

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こちらは高牟(たかむ)神社 。

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「元古井発祥地」の碑。

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「元古井町」の地名の由来にもなっている古い井戸があります。

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所変わればマンホールも変わる。
かわいいあめんぼ。

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名古屋城としゃちほこ、それに○に八。

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ここにも○に八。これは名古屋市の市章なんですね。知らなかった。
いわれは諸説あるようなので関心のある方はこちらを。

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名古屋スリバチ学会のロゴの中に「八」が取り入れられている意味がやっとわかった。すっきり。

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ふたたび現れたどんぐりひろば。黄色い柵が目印です。

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あ、トマソン見つけた。

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このトタンの壁面はなんか知らんけど洗練されている。

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さて、ここは白山神社古墳。いま立っている場所は前方後円墳の周壕のあたり。

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前方後円墳の後円部に神社の社殿があるようですね。

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後円部の横から上がっていきます。

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古墳の形はちょっとわからない。

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こちらは社殿。

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側面から見るとなんとなくクビレがわかりますね。奥が後円部、手前が前方部です。

短時間でしたが、最後に古墳も見れてなかなか充実したフィールドワークでした。

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【第三部】 は再び会場に戻って、名古屋スリバチ学会 高木顧問の「名古屋の凸凹散歩 名古屋スリバチの楽しみ方」と

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東京スリバチ学会 皆川会長の「全国のスリバチ学会、高低差学会の楽しみ方」と「タモリ倶楽部でのエピソード」など、とても楽しいトークで終了。

さらに、【第四部】は懇親会となかなか充実した一日でした。面白かった。懇親会も2次会があり、全部合わすと第五部?まであって、終電で帰れず泊まって帰ってきました。これはこれでまあいいかと。

地域が変われば地形歩きも変わります。
名古屋のやり方はとても参考になりました。
さあ、大阪高低差学会はどうなっていくのでしょう。
大阪がいちばんゆるいかもしれないなと思いましたが、
それはそれで大阪らしいかもですね。
ゆる〜く続けていきたいと思いました。


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