2022年08月09日 01:00
甲山森林公園で地形散歩
という名の昆虫探し
西宮市にある甲山森林公園は大阪から車で約40〜50分。都心から近いにもかかわらず地質や地形がとても面白く素敵な森が広がっているので地形散歩のフィールドワークによく訪れる場所です。実は子供の頃からどこにいっても無意識にクヌギの木をチェックする変な癖がありまして、広い公園内もクヌギの木がどこにあるかが大体わかっています。なぜクヌギをチェックしているかというともちろんカブトムシやクワガタ探しのため。ということで、今年の夏は地形散歩という名の昆虫探しをしてきました。

炎天下の昼間にカブトムシと遭遇することはあまりないのですが、タマムシはそんな日中に高い所を飛んでいたりします。この日はたまたま私の歩いている近くを低空飛行していたのでゲット。網なんて使いません。手に持っていたタオルでふわっとさせて捕まえました。本当に美しい。

歩いたのは8月初旬。炎天下の日中と夕方です。

私は尾根伝いを歩くのが好きなので景色も美しい。

甲山森林公園は木々が生い茂っているので歩くコースはほとんど日陰です。

汗はもちろんいっぱいかきますが

尾根は風がよく通るので気持ちいい場所もたくさんあります。

ここは展望台。

この裏は、徳川大坂城の採石場跡でもあります。

矢穴のついた花崗岩があっちこっちに。

史跡でもあるのでそういう岩をみつけるのも楽しい。

これは途中で放置された巨石

こちらもでかい

これはその東六甲採石場の中でも有名な岩。真っ二つに割れています。

たまに刻印が刻まれた岩を見つけることもありますが、備前鍋島藩の刻印です。

そんな江戸時代に刻まれた痕跡などを探しながら歩くのですが、あのツンとした樹液の匂いがするクヌギの木はなかなかありません。

数百のクヌギやシラカシなどを見てまわりましたがこの夏は樹液が出ている木はほんのわずか。

でもいましたよ。昼間でもいるとこにはいます。カブトムシのメス。

カナブンとシロテンハナムグリがいっぱい。こいつらは昼間でも樹液に集まっています。

これはヒラタクワガタかな。

樹液の匂いはかなり離れたところからでも匂うので

樹液の匂いがしたらあたりを探しましょう。するとこんな場所があったりします。夜ならカブトムシが来ているかも。

ハンミョウも飛んできました。私の歩く前を道先案内してくれます。ハンミョウもきれいですね。

で、冒頭で紹介したタマムシ。正式名称はヤマトタマムシ。捕まえた時は死んだふりをします。

でもすぐに動き出すんですよね。

で、逃してあげました。日中の炎天下に木々の上の方を見上げるとたまに飛んでいるのを見かけます。なかなか下の方を飛んでいないのですが、飛ぶスピードが遅いので近くを飛んでいるのを見つけるとかなり高い確率で捕まえているかも。

この日はなんと別の場所でも見つけました。ラッキーデーです。

公園内は森林環境保全のために、虫取りなどは、自然観察や遊びの範囲内にとどめて逃してあげるルールになっているようです。このいい環境をいつまでも残していきたいですね。
という名の昆虫探し
西宮市にある甲山森林公園は大阪から車で約40〜50分。都心から近いにもかかわらず地質や地形がとても面白く素敵な森が広がっているので地形散歩のフィールドワークによく訪れる場所です。実は子供の頃からどこにいっても無意識にクヌギの木をチェックする変な癖がありまして、広い公園内もクヌギの木がどこにあるかが大体わかっています。なぜクヌギをチェックしているかというともちろんカブトムシやクワガタ探しのため。ということで、今年の夏は地形散歩という名の昆虫探しをしてきました。

炎天下の昼間にカブトムシと遭遇することはあまりないのですが、タマムシはそんな日中に高い所を飛んでいたりします。この日はたまたま私の歩いている近くを低空飛行していたのでゲット。網なんて使いません。手に持っていたタオルでふわっとさせて捕まえました。本当に美しい。

歩いたのは8月初旬。炎天下の日中と夕方です。

私は尾根伝いを歩くのが好きなので景色も美しい。

甲山森林公園は木々が生い茂っているので歩くコースはほとんど日陰です。

汗はもちろんいっぱいかきますが

尾根は風がよく通るので気持ちいい場所もたくさんあります。

ここは展望台。

この裏は、徳川大坂城の採石場跡でもあります。

矢穴のついた花崗岩があっちこっちに。

史跡でもあるのでそういう岩をみつけるのも楽しい。

これは途中で放置された巨石

こちらもでかい

これはその東六甲採石場の中でも有名な岩。真っ二つに割れています。

たまに刻印が刻まれた岩を見つけることもありますが、備前鍋島藩の刻印です。

そんな江戸時代に刻まれた痕跡などを探しながら歩くのですが、あのツンとした樹液の匂いがするクヌギの木はなかなかありません。

数百のクヌギやシラカシなどを見てまわりましたがこの夏は樹液が出ている木はほんのわずか。

でもいましたよ。昼間でもいるとこにはいます。カブトムシのメス。

カナブンとシロテンハナムグリがいっぱい。こいつらは昼間でも樹液に集まっています。

これはヒラタクワガタかな。

樹液の匂いはかなり離れたところからでも匂うので

樹液の匂いがしたらあたりを探しましょう。するとこんな場所があったりします。夜ならカブトムシが来ているかも。

ハンミョウも飛んできました。私の歩く前を道先案内してくれます。ハンミョウもきれいですね。

で、冒頭で紹介したタマムシ。正式名称はヤマトタマムシ。捕まえた時は死んだふりをします。

でもすぐに動き出すんですよね。

で、逃してあげました。日中の炎天下に木々の上の方を見上げるとたまに飛んでいるのを見かけます。なかなか下の方を飛んでいないのですが、飛ぶスピードが遅いので近くを飛んでいるのを見つけるとかなり高い確率で捕まえているかも。

この日はなんと別の場所でも見つけました。ラッキーデーです。

公園内は森林環境保全のために、虫取りなどは、自然観察や遊びの範囲内にとどめて逃してあげるルールになっているようです。このいい環境をいつまでも残していきたいですね。
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