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中之島図書館廃止報道と旧大阪中央郵便局の重文指定求め国を提訴の違い

2012年06月20日 00:50

民意が動く。

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在りし日の大阪中央郵便局

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解体工事が進んでいる大阪中央郵便局旧局舎について、
建築家や大学教授らが18日、国に対し重要文化財に指定するよう
求める訴訟を大阪地裁に起こしました。
このニュースは当日のテレビニュースでも取り上げられたし、
翌日の新聞も各紙が取り上げています。

で、何が起こっているか。

保存を訴えている方々と一般市民との間に
大きな温度差が発生しているのではないかということ。

提訴しているのは建築家や建築史の先生方等。
シンポジウムや署名運動など、勢力的に活動されていて
私もインターネット中継を何度か見ました。
皆さんかなり熱いです。

しかし、私も含め一般人はどうもその訴えについていけていない気がします。
この温度差、私が個人的に感じている感覚だと思っていたのですが
提訴を起こした後の記者会見以降のリアルタイム検索を見ても、
賛同しているのは建築に関わる関係者が多く、
一般市民のつぶやきがほとんど現れていないことからも、
そう的外れでないと思っています。

一方、19日に
「中之島図書館を廃止へ 橋下市長と松井知事」
という報道がありました。
その後のリアルタイム検索では、もの凄い数の市民の反応がありました。
基本的には反対の声が大勢だったと思います。

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この2つには共通点がある。
中之島図書館廃止も旧大阪中央郵便局の解体も
その後に具体的なプランがないということ。
とりあえずやってしまえて的な所が似ている。
しかし、市民の反応が全く違っている。
一方は大反対、一方は静観。
これはいったい何なんだろうか?

大阪人は誰よりも大阪の文化を愛している。
と、私は思っている。
大阪の文化の象徴のひとつが中之島図書館ではないだろうか。
その図書館が廃止されるということで多くの人が憤っているのだ。
図書館から図書をなくしたらただの箱ではないか。

しかし、旧大阪中央郵便局にはその文化が見つけられない。
建築史から見てとても重要な建物だと言う事は分かる。
しかし、郵便局の機能を失った建物に私は価値を見いだす事はできなかった。

中之島図書館廃止の反対の声がこのままどんどん増えていけば
廃止の判断も変わるかもしれない。

大阪のことは民意が決めることができると思う。
今のリーダーの方々は民意を一番大切にしているのだから。


ところで、橋爪特別顧問は廃止を了承しているのだろうか?


(追記)
読売新聞より
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2月24日に「中之島図書館を美術館に」という報道がありましたが、橋爪特別顧問も同調していたということは、この時点で図書館廃止もやむなしと判断されていたのでしょうか。そうであれば残念です。

(追記2)
旧大阪中央郵便局の重文指定求め国を提訴について、
原告側の想定タイムスケジュールが知りたいです。
判決がいつごろ出ることを想定しているのか?
その時、解体現場はまだ解体中なのか?
それとも解体はすでに終わっているのか?
それって結構重要だと思うのですが。



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