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庄本・椋橋総社のふとん太鼓

2012年10月15日 22:30

庄本・椋橋総社のふとん太鼓

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豊中庄本にある椋橋総社(くらはしそうしゃ)の御旅所です。
この横たわっているものは何でしょう。

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これ、獅子舞です。

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立派な布団太鼓が3台連なっていますが、椋橋総社の秋祭りで布団太鼓が曳航する時、その先頭を行くのが獅子舞です。

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ふとん太鼓は宮之町、中之町、南之町・嶋之町の3台。

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法被(はっぴ)に鯉が描かれている。
椋橋総社では鯉は氏神の使いとして扱われているようです。

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椋橋総社拝殿です。
その前になぜが釜が置かれている。
聞いてみると湯立て行事用のお湯を沸かしているのだとか。

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以前の記事でも書いたが、
この地区のすぐ手前で幹線道路が終わっている。

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山手幹線、山幹通りと呼ばれるあの道路です。

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この地区に幹線道路を通す話があった時、地元で反対運動が起こり、
地主達が土地の買収に応じず今に至っています。

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正面に阪急電車は走っている。もしここに幹線道路が出来ていたら阪急電車を越えるための陸橋が作られ、さらに神社と住居地域が分断された場所になっていたでしょう。庄本周辺は交通の便が少し不便だがいい町並みが残っている。当時の方々の判断は素晴らしかったと私は思っています。

さて、
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ふとん太鼓が参道に入りました。

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ここからはこの巨大なふとん太鼓を持ち上げて宮入します。
見ているこっちまで力が入る。


約1分の映像です。映像後半の向こうに見える森が椋橋総社です。

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よいやーさー!
よーいさー!

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3台のふとん太鼓が神社近くに並んだ所。
ここから1台ずつ境内に入って行く。

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ところで、この獅子舞ってよく見ると毛むくじゃらですね。

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ふとん太鼓の先頭を歩く宮司さんと獅子舞。

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獅子舞はそのまま拝殿に。

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ここでふとん太鼓の細部を見てみましょうか。
宮之町のふとん太鼓です。立派な彫刻が施されていますね。

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金物も手が込んでいる。
私が言うのもなんですがいい仕事です。

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周囲は十二支が掘られていた。ちなみに来年の巳。

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さて、南之町・嶋之町のふとん太鼓は入ってきました。

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迫力満点!

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境内に3台のふとん太鼓が並んだ。壮観です。

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実はこのふとん太鼓、夜になると本宮の夜のみ梵天太鼓に変わるのだそうです。
残念ながら今回は見る事が出来なかった。ふとん太鼓から梵天太鼓に変わる祭りも珍しいのではないでしょうか。来年はぜひ見てみたい。


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