2012年12月06日 00:00
大阪アースダイバー
上町台地の高低差を歩こう!
3. 帝塚山古墳周辺

大阪の内陸部にあるイメージが強い帝塚山古墳ですが、この地図で見ると上町台地の西の端に位置しており、古墳時代には海からもよく見えたのではないかと思われます。

黄色と緑の境目あたりを歩いて行きます。

阪堺電気軌道上町線。

ええ感じだ。

閻魔地蔵尊です。由緒ある地蔵尊で祀られている尊像には天文7年(1538)の銘があるそうです。

前の道は「六道の辻」と呼ばれる場所でかつて道が6つに分かれていました。ちなみに現在は1つ増えて7つです。

六道の辻のひとつは坂になっている。

右手に石段があった。高低差は3メートルくらいですかね。

ここは下に下がる場所。

ゆるやかな高低差。

坂は緩やかですが、石積みはかなりの高低差だ。

高低差は5メートルくらいあるかも。

この先がこの辺りのいちばん高い部分でしょう。

高低差と関係ないですが、住宅地の真ん中に「坂本龍馬訪問の地」という碑がありました。

土佐藩の住吉陣屋があったそうですね。ちなみに龍馬が訪れたのは文久2年(1862)2月8日だそうです。

帝塚山古墳周辺は閑静な住宅街。

そんな中に突然明治天皇聖躅(せいちょく)碑があった。

個人宅の敷地内に何やら石碑を見つけた。
よく見えないが「古墳」と刻まれているようです。柵の向こうは帝塚山古墳です。

ここが帝塚山古墳。当然ですが中には入れません。

説明板が遠くて見えない…

古墳の形状は前方後円墳。南北両側には周壕の一部である池があったと古老が記憶しているとある。

明治31年に陸軍特別大演習を明治天皇がここから統監されたことが記されていますね。

この付近には、かつて大小の古墳が点在していたのだとか。当時は海が見渡せる見晴らしのいい場所であったのでしょう。

歩いているとあちこちに高低差のある場所を見つけることが出来る。

ほとんどが家と家とのわずかな隙間なのだが、

ここで広くまとまった場所を見つけました。

この石段を下りるとグラウンドが見えてきました。

東粉浜小学校の運動場です。最初の地図で見ると、ちょうど黄色と緑色の境目の辺り。

この高低差の段差がずっと続いています。

左の壁を見ると高低差がかなりあるのがわかりますね。
より大きな地図で 上町台地の高低差を歩こう を表示
【 上町台地の高低差を歩くシリーズ 】
上町台地高低差マップ一覧(Facebook)
1. 上町台地高低差マップ 2012.12.3
2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
7. 天王寺公園周辺を歩く 2012.12.16
8. 安居神社・清水寺周辺を歩く 2012.12.19
9. 四天王寺周辺を歩く 2012.12.23
10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
11. 生国魂神社周辺を歩く 2013.01.11
12. 空堀商店街周辺を歩く 2013.01.18
13. 松屋町筋・龍造寺町周辺を歩く 2013.01.22
14. 鶴橋・上本町周辺を歩く 2013.02.04
15. 真田山周辺を歩く 2013.02.11
16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
17. 玉造・森之宮周辺を歩く 2013.02.24
18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
19. 八軒家浜周辺を歩く 2013.03.11
20. 難波宮跡周辺を歩く 2013.03.24
21. 天王寺〜桃谷周辺を歩く 2013.04.15
番外編:ノバク・野漠の窪地
番外編:空堀を探せ
【 大阪アースダイバーを歩くシリーズ 】
1. 宇宙船イワフネ号と磐船神社 2012.11.20
2. 太陽の女神と上町台地 2012.11.25
(関連記事)
『大阪アースダイバー出版・ようこそ中沢新一さん』 2012.10.13
『大阪アースダイバーへの道』 2010.04.25
『アースダイビング in 上町台地』 2010.04.11
『アースダイビング in 大阪城』 2010.04.30
『アースダイビング in 生國魂神社』 2009.04.16
『アースダイバー in 大阪』 2009.04.12
ポチッと、応援よろしく♪
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大阪の内陸部にあるイメージが強い帝塚山古墳ですが、この地図で見ると上町台地の西の端に位置しており、古墳時代には海からもよく見えたのではないかと思われます。

黄色と緑の境目あたりを歩いて行きます。

阪堺電気軌道上町線。

ええ感じだ。

閻魔地蔵尊です。由緒ある地蔵尊で祀られている尊像には天文7年(1538)の銘があるそうです。

前の道は「六道の辻」と呼ばれる場所でかつて道が6つに分かれていました。ちなみに現在は1つ増えて7つです。

六道の辻のひとつは坂になっている。

右手に石段があった。高低差は3メートルくらいですかね。

ここは下に下がる場所。

ゆるやかな高低差。

坂は緩やかですが、石積みはかなりの高低差だ。

高低差は5メートルくらいあるかも。

この先がこの辺りのいちばん高い部分でしょう。

高低差と関係ないですが、住宅地の真ん中に「坂本龍馬訪問の地」という碑がありました。

土佐藩の住吉陣屋があったそうですね。ちなみに龍馬が訪れたのは文久2年(1862)2月8日だそうです。

帝塚山古墳周辺は閑静な住宅街。

そんな中に突然明治天皇聖躅(せいちょく)碑があった。

個人宅の敷地内に何やら石碑を見つけた。
よく見えないが「古墳」と刻まれているようです。柵の向こうは帝塚山古墳です。

ここが帝塚山古墳。当然ですが中には入れません。

説明板が遠くて見えない…

古墳の形状は前方後円墳。南北両側には周壕の一部である池があったと古老が記憶しているとある。

明治31年に陸軍特別大演習を明治天皇がここから統監されたことが記されていますね。

この付近には、かつて大小の古墳が点在していたのだとか。当時は海が見渡せる見晴らしのいい場所であったのでしょう。

歩いているとあちこちに高低差のある場所を見つけることが出来る。

ほとんどが家と家とのわずかな隙間なのだが、

ここで広くまとまった場所を見つけました。

この石段を下りるとグラウンドが見えてきました。

東粉浜小学校の運動場です。最初の地図で見ると、ちょうど黄色と緑色の境目の辺り。

この高低差の段差がずっと続いています。

左の壁を見ると高低差がかなりあるのがわかりますね。
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2. 住吉大社周辺を歩く 2012.12.4
3. 帝塚山古墳周辺を歩く 2012.12.6
4. 阿部野神社周辺を歩く 2012.12.8
5. 聖天山正圓寺・阿倍野墓地周辺を歩く 2012.12.11
6. 阿倍野周辺を歩く 2012.12.13
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10. 愛染堂・大江神社周辺を歩く 2012.12.29
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16. 三光神社・旧真田山陸軍墓地周辺を歩く 2013.02.18
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18. 大阪城周辺を歩く 2013.03.02
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番外編:ノバク・野漠の窪地
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